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05/31/2004

きょうのよかったこと

阪神が負けていない。

11:34 PM [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

今までおそわってきたのは間違いになりました。

「壊れる前に…」さんで取り上げられているから、僕が言うほどのことでもないと思うのだが、web絵本、「戦争のつくりかた」にであう(←誤解を招く書き方だな。要するに、「壊れる前に」さんから行ったってことだ)。
「あたらしい憲法のはなし」を意識して作ったと思われる反戦本で、出来は素晴らしい(ので、ボタンを貼ろう)。

senb.gif

読んでいると、正直、ぎょっとしてくる。かつてはおかしく感じられたはずの言葉が、あまりにも僕達の生活に密着している感じがして。たとえば、タイトルにも引いたこの本の一節、

人のいのちが世の中で一番大切だと、
今までおそわってきたのは間違いになりました。

一番大切なのは、「国」になったのです。


というくだりなどは、そのままの形でどこかのブログの表題になっていてもおかしくない。こういう怖さの感覚を蘇らせてくれることにお礼をいいたい。

11:37 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック

明るいニュース

いろいろあって起伏が大変なんですが、

ジャパン優勝!いや、萩本さんいいね。「自主・自由」と「痛くてきつい」の間の距離(あるいは距離のなさ)を考えるといろいろと複雑なことが頭に浮かぶけど、とりあえず結果が出たのは素晴らしいことだ。

代表勝利!この際、国際ランキングがどうとかいう野暮はなし。しかし、3−5−2だとそこそこ上手くいくがセットプレーのディフェンスが課題、というのは2002年からどの程度進歩した結果なのか?

ガンバ勢だが、宮本は今ひとつ不安定、稲本はコンディション不良に見えた。遠藤は周りがアレで、なんだかよくわかんないまま終わる。

それにしても日テレ。生中継しないんならそんな早い時間に試合させなくてもいいだろうよ

11:24 AM [スポーツ] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

戸惑う

この件に関して、何をどう言えばいいのか…。
僕が言えるのは、彼の音楽が好きだったということだけだ。

11:08 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/30/2004

文脈性と脱文脈性

たとえば、ここでは、僕は自分の職業的専門性について一切触れない方針でやっていて、いわば脱文脈的にものを書いたり、考えたりしているわけだ。専門用語や概念とかも一切使わないようにしていて、おかげで自由に(あるいは、視点の取り方によっては不自由に)ものが考えられる。普通ではわからないような部分がみえたり、知り合いが増えたりする(もちろん、普通では知り合える人とそうなれなかったりもするわけだが)。

ところが、こういう“脱文脈の恩恵”は、実は「実生活」と「ブログ生活」の関係での話であって、「ブログ生活」のほうでは、結構、文脈性は微妙なことになっているのかもしれない。

そんなことを考えたのは、ある知人(リアルライフのほうの知人)と話していて、「ブログの論争性がちょっと好きになれない」みたいなことを言われたからだ。
そうなのか?とあらためて思った。

結論からいうと、論争性は「含まれなくもない」が、必ずしも自明ではないと思う。

論争っていうことは、要するに「いつでも議論ができるようになっている」ということで、つまりは双方向コミュニケーションのシステムかどうかという話である。これがブログに含まれているかどうかだ。
で、ブログの代表的機能であるところの、トラックバックとコメントについて考えてみる。

TBはコミュニケーションツールではないのではないか、と思う。TBというのは要するに、リンク通知である。その機能は(僕の数少ない経験からいうと)「引用元への通知」と「引用元からのジャンプ支援」ということだ。これは、コミュニケーションの一種ではあるが、双方向の活発なそれではない(呼び水ではあるかもしれないが)。引用した後でどういう文脈で使うかは、引用者次第だし、ジャンプした読者は、それ以降引用元の主張に触れる機会はない。
別な言い方をすると、TBで繋がっている限りは、双方は単一の文脈性のなかにいないのだと思う。二つの記事は、それぞれが属するブログの内部秩序・文脈性に依存していて、新しいものが生み出されているわけではない。

双方向コミュニケーションであるのは、むしろコメントのほうだ。コメントは、コメンテイターとライターを強く繋ぎ合わせる。そこには独自の秩序が生まれていて(もちろん、それはネチケットや元記事に含まれる秩序を合成したものだが、新しいといいうる)、他とは違った用語法や意味を含んでいる。そこでは新しい、強い文脈性が生まれているといえそうだ。ひとつのコメントを、もとの記事やコメントの流れから分離するとおかしなことになるのは、そのせいだろう。

というわけで(どういうわけなんだか)、とうブログにおけるTBとコメントの取り扱いについてまとめ。

  • トラックバックは、リンクの一種だと考え「当ブログの読者をそこに誘導したくない場合」は削除。それ以外は残す
  • コメントは、(それがコミュニケーションを拒否するようなものでない限りは)残す。
以上です。よろしく。

10:27 AM [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/29/2004

イラク暫定政府首相指名

アメリカ寄りの人物が指名される。なんだこりゃ?
毎日新聞によると、他に候補はいなかったとも。

う−ん、こんなことで何とかなると思ってるのかねえ。頭痛いっすよ。

06:14 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

対ジュビロ戦:CS見ながら

ch739でやってるす。

3バックですな。實好、山口、入江。トップはマグロンと大黒。
ジュビロは森下がベンチ入り。

ちなみに、解説はジュビロのコーチ。いや、中学サッカーの地方大会とかじゃないんだから。

[前半]
2分:入江ちょっと不安定…
3分:右サイド突破から一本シュートまで
4分:縦一本で、大黒がゴール前フリー!シュート外れる。こ、これは…、いつものアレか?
ここまで、ガンバはロングボール主体。ジュビロは廻してくる。早くも予定調和な展開のような感じ。
7分:FK→CK。FKは枠に飛んだ。CKマグロンは不発。
中盤でプレスをかけている。今のところは機能している印象。パスを寸断している。いつまで保つか、とかは言ってはいけないのだな(笑。

12分:フェルジ左サイド突破から、センタリング。中央ではジュビロに粘られる。
13分:カウンターからFKゲット。試合になってますよ〜
15分:ちょっと下がり気味になってきてしまったかもしれない.…ジュビロFK。

20分:ちょっとプレスが弱めになってきた。チャンスもちょっと減ってきたかも。テンパイまでは行くんだけど。
どうやら、番組は静岡放送製作らしい。サンテレビみたいな乗りなのか?<そうでしょう。
24分:ゲームはちょっと膠着気味。しかし、磐田はこういうときがヤバイのだ。
26分:右サイドから二川が突破してシュート!。しかしシュートはキーパー
26分:CKから山口ゲット
いつものとおり、マグロンの後ろから山口現れる。しかし、スタジアムと中継が異様に静かな得点シーンだ。
ここ数分、右サイドからチャンスが作れてる。

33分:逆に右サイド破られる。エリア内で廻され、最後はグラウがシュート。幸い外れたが、あれをやられると厳しい。あの前で止めたい。
34分:オフサイド奪取。きょうは割とトラップに掛けている。
35分:渡辺にイエロー。FKは守りきる。
37分:左を中山に破られる。中盤のプレスが消えてきた。
39分:久々にゴール前に持ち込む!CK!ここは不発。だが2次攻撃の形は作った。

42分:左サイドからフェルジドリブル突破。シュートは上に外れる。
43分:ワンタッチの連続で左サイドを破られる。シュートは外れた。
44分:今度は左をやられる。やばそうな感じ。
45分:ちょっと落ち着いてきた。フェルジが右サイドを突破。二川のシュートはキーパー。

前半終了

ところで、ハーフタイムにあの二人が来てるんですが、ムックの背番号は69。洒落ですね。

【後半】
ここまで、ガンバは3−5−2が奏効して中盤をイーブンに展開できている感じ。これにジュビロがどう対応してくるか。ガンバはどう修正するのか。

3分:ジュビロCKからシュートが枠に。松代セーブ。ガンバはカウンター。FK。
監督コメントはサイド攻撃中心。
5分:またCKから枠に来る。
6分:カウンターからゴール前マグロンフリー!渡辺のセンタリングだが、当たらず。
7分:橋本ミドルはゴール上。ジュビロはゴール前に急いでくる。ガンバはカウンターがいい感じ。問題はジュビロのシュートが枠に来ること。松代奮戦中。
9分:フタ、ミドル。入江は目の上を切っていたらしい。テーピングしてるけど、すごい怖い人になってる。

10分:左からフェルジ突破。マグロンのおされヒールシュートはオフサイド。
13分:ジュビロの波状攻撃。かろうじて支える。
14分:カウンター不発。またも攻められる
15分:カウンター。サイド児玉から大黒ゴール前に!シュート打てず。二川か服部にイエロー
17分:右隅のセンタリングからマグロン。シュート右にそれる。

18分:【交替】大黒→森岡。同時にジュビロFK。ええ?
これ、どうなるんだろう?ワントップ以外はありえないが…。

22分:攻められるシーンが多くてはっきりしないが、森岡は前目にいるもよう。フェルジと並んでいるか、フェルナンジーニョが上がったか。
23分:ジュビロは森下を出してきた。い、嫌がらせですか?
24分:入江が一対一でシュートを打たれる。松代セーブ
渡辺は浜松西高校出身らしい
27分:カウンターから、ゴール前、フリーで打たれる!持ってるのは森下!シュートは松代セーブ。
29分:ジュビロの攻勢続く。中盤で失うケースが出てきた。

33分:児玉イエロー。ドリブル突破を倒して止めた。
34分:マグロン、フリーでシュート!キーパーに当たる
35分:【交替】児玉→青木
森下のセンタリングは相変わらず精度がない。助かる。
37分:あいかわらずジュビロの攻勢。松代頑張る。息苦しくなってきた。

41分:以前形成変わらず。ガンバはカウンターで時々チャンスを作る。ジュビロも長いボールが増えてきた。
42分:山口が時計を指差している。頑張れ!
45分:ロスタイム2分!
47分:名波にイエロー
終了!。磐田スタジアム初勝利!

山口インタビュー(いい加減要約):
「(メンバーがそろわなかったが)難しいのはどっちも同じだと思っていた。ここでは勝っていないので(勝ちたかった)。この会場では勝っていないし、後期もここでジュビロ戦があるので、第一歩かな、という感じ。予選を突破する上で、今日と次の試合は重要だと考えていた。次はホームで勝ちたい。ひさしぶりの得点で、相手がジュビロだったので嬉しかった」

01:58 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(1) | トラックバック

北朝鮮問題

Letter from Yochomachiより、ル・モンド、フィリップ・ポンスの記事の抄訳(奇妙な誤変換にあふれているけど)。

北朝鮮への武力行使に反対する中国と韓国、それにロシアに囲まれているという北朝鮮の地政学的な有利性は、イラクよりもはるかに軍事介入を難しくしている。『北朝鮮:エンゲージメント戦略についての論争』の著者であるヴィクトール・チャとデーヴィッド・カンは「北朝鮮のような体制は、正しい方向に矯正せねばならないという異常者として考えるのではなく、解決しなければならない安全保障上の問題として考えるべきである」と言っている。それがいかに倒錯したものであるとはいえ、相手側の主張するロジックをちゃんと認識する時点で、ようやく交渉の可能性が出てくるのだ。韓国訪問中のチェイニー副大統領は「客観状況は必ずしも我々に有利ではない」と認めた。ようやくアメリカも理解したようだが、少なくともよいことだろう。
というあたりが僕の実感に近い。

「現実的」なつもりの人々が何を言おうと、軍事オプションは今のところ不可能なのだ。ここのところに対する冷静な認識がない限り、何を語ろうとも単なる内面吐露にすぎないと、僕は思う。

ついでだが、北朝鮮への対応についてはこの記事の最後の段落に書いた。ゆっくり構えるのがよいと思う。
もちろん、軍事的な封じ込めは続けなければならないが。

11:14 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/27/2004

至言

「どうせ横浜には負けるんやし、井川でも負けるんやから、ベイスターズ戦に井川先発っていうのはいいアイデアかもね。負け数の節約になって」(カズ)

お、勝っとるがな

07:20 PM [スポーツ] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

拉致家族への批判

新聞を見たら、「家族会」とか「救う会」とかに批判が出ているらしい。
僕の感想を一言で言うと、『権威主義とナショナリズムが矛盾することがあるんだビックリ」ということなのだけど、ちょっと反省もある。というのは、僕自身、「批判」とよく似たことを言ってしまっているからだ。
たとえば、国交正常化について考えたこの記事毎日新聞の記事に出ている「批判」と内容的にほぼ同じだし、「自分自身の問題として考えてほしい」という標語について考えたこの記事も家族会への批判になっている。批判がいけないとは思わないけど、前にも書いたとおり、拉致家族に届きうる言葉を考えておくのは大切なことだ。もうちょっと考えてみることにする。

まず確認。「家族会による政府批判」→「世論による家族会批判」という流れからいって、次は「世論による政府批判」の番だろう。「何をぐずぐずしていたんだ」「どうしてアメリカを説得してジェンキンスさんを奪回できないんだ」みたいな感じの。そういう批判は、反作用のような感じで出てくるもので、あまり意味はない。

正直に言って、この場合は家族会にも政府にもそれなりの分があり、どっちも批判はできにくいと思う。「家族を取り返すにはどんなことでもする」というのはその通りだし、「そうはいっても他にも外交上も都合がある」というのもっともな言い分だ。もうひとついえば、「拉致被害者と核戦争の危険を引き換えるなんて嫌だ」という言い方にも、それなりの妥当性がある。
では、どういう問題点を指摘すればいいのか。

ひとついえるのは、家族会がメディア対策を知らないということだろう。彼らのインタビューの答え方はどうも素人くさいし(ネガティヴな言葉はもっとオブラートに包んで言わないといけないのだ)、「批判」を公表してしまうというのも良い戦略ではない。「メディアを使って世論を味方につける」という戦略を採用するのなら、もっとそのあたりのことを考えないといけないと思う。

もうひとつ言うと、そもそもの不幸は政府側と被害者側がメディアを通じてしかコミュニケーションが取れない状態にあることではないか。今回出た声明でも、家族会はプレスリリースのなかに要求を書いていて、メディアを通じて政府に圧力をかけていこうとしている。こういう、遣り取りが全部表にでてしまうようなやり方を、外交交渉の場合に採用するというのはどうなのか。少なくとも僕が政府関係者なら、家族会に交渉の舞台裏とかを喋るのはかなりためらうだろう。そうすると家族会はますますイライラしてしまって、結果としてどんどん不信感が高まっていくことになる。これはもちろん、双方にとって不幸なことだ。

それよりも、せっかく連絡室とかがあるのだから、それを利用してルートを太くしていくことを考えてはどうなのか。メディアを使うことにすっかり慣れてしまっているのだと思うのだが、いつもそれでいいというわけではなかろう。

政府の方も、どこかに有能な交渉担当者を配して、家族会と話をしていくような体制を作ったほうがいいのではないかと思う。前にも書いたのだが、日本政府は国民との付き合い方に問題がありすぎる。

【追記】ちょっと納得しにくい部分があったので、リード文一部修正(2004.5.29)。第一草稿から削った部分を戻す形になった。

05:26 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

05/26/2004

辛島さんのつもりだったらしい

またカズねた。

サッカー雑誌を見ていて元ガンバの木山さんが筑波大の監督になっているのを発見したカズ。
「そんなところでセカンドライフを送ってたんや!そういえば、實好さんはどうなったんやろ?」。

いや、試合出とるがな。

12:19 AM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

対神戸戦ビデオチェック

対神戸戦、ビデオチェック。一緒に見ていたカズがうるさい。
ピッチサイドの映像になるたびに「やめて!その男の人を映さないで!」と絶叫。

(すみません。レポートはまたの機会で…)。

12:16 AM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/25/2004

拉致:「自分自身の問題として考える」

もしかするとこれがキーワードかな、と思っているのが表題の言葉だ。

とはいえ、「拉致」「自分自身の問題」でググっても、ひっかかるのは100件ちょっとだったりする(おかしいなあ、昨日、「国民大集会」に参加してすごいインスパイアされている女の子のサイトを見たんだけどなあ)。

しかし、まあ、去年「拉致問題を自分の問題として考える」というタイトルの集会も開かれているようだし。

で、今回は、それってちょっと変なんじゃないの?でも良く考えると悲しく合ってるんじゃない?というお話です。

まず基本として、「拉致被害者の帰還を強く願う」ことと「自分が拉致されることを避けたいと希望する」ことの間に関係がないことを確認しよう。
拉致被害者が帰ってくることと、次の拉致が防がれることは、はっきり言って別のことだ。被害者が帰ってきたら次の拉致の危険がなくなるわけでも、拉致の再発を防止することが被害者の帰還につながるわけでもない。

だから、家族の会の人もそういう意味でいっているのではない(とおもう)。現に、このインタビューでも横田早紀江さんが

「政府が「これは大変だ。助けなくてはならない」って真剣に思ってくださることが重要です。国民の方々の中にも「なんとしてでも助けたい」という思いの方が多くいればいるほど解決も早まると思いますし、政府の新たな対処の仕方も見つかると思います。」
と語っていて、国民的動員に期待していることはかなりはっきりしている。
「救ってくれるのは政府しかない」→「政府は国民の世論によって動く」→「国民を動かすには感情を動かすしかない」→「自分のこととして考えてみてください」という図式なのだろう。これはこれで政治戦略として理解できるし、朝鮮総連にデモをかけるとかよりも健全だという気もしなくはない。

とはいえ、やはりここにまずい点があったのだと、僕は思う。それは「動員された側」に何が起こるのか、ということだ。

強い同情を感じる被害者団体の人に、“自分の身内でも知り合いでもない拉致被害者を奪回するという問題”を「自分のこととして考えてくれ」といわれたときに、聞いている人はどうやって納得するのだろうか。
「自分」=「拉致被害者・身内」でないことははっきりしている。となると、「自分と被害者がともに所属している集団」を間に入れて納得することになるのではないか。
しかも、ここでは「自分が拉致される可能性」を想定して理解することができないのだ。さっきも確認したように、「奪回」と「再発防止」は別のことなのだから。
結果として、拉致は「自分たちが属している集団」そのもの(それに属する諸個人ではなく)を害する行為だと考えられることになるだろう。この“集団”の位置に、(政府がどうとかという話が出ていることもあって)、日本が綺麗にはまることになったのではないか。

このようにして、ナショナリズムの回路が繋がる。現れてくるのは「北朝鮮みたいな国が、我々日本人を傷つけるなんて許せない」という感情だ。これが様々に変奏されて表現されていることはすぐにわかる。もちろん、これはまずいことだ。
この話を究極まで進めると、「北朝鮮を転覆させろ」という話にしかならない(たとえば行方不明者の問題。北朝鮮が調査をしている間は信用ができないという。日本人が加わっても駄目だ。しかし、それなら日本人が北朝鮮政府の影響下にある北朝鮮国民に聞いても駄目なのではないか。とすれば、それは「北の政府を日本政府の力で倒せ」という要求とどこが違うのか)。究極的には、戦争が意味される。それはよろしくない。

とはいえ、ここには、簡単に拒否してすまない問題も含まれているとも思う。

ひとつに、その手法について:
国民の力で政府を動かす、というのは薬害エイズあたりから出てきた手法だと思うのだけど、それ自体として100%間違っているわけではない。そもそも民主主義というのはそういうものだし、ハンセン病問題のときも、この方式で良い結果が得られたのだ。「自分の問題として考える」というのも、もとは人権問題などの文脈から出てきた標語である。この動員方法は本質的に間違いとはいえないのではないか。もし、今回だけ間違っているのなら、その理由は何か。

ふたつに、犯罪への対処について:
社会学者のデュルケームなどが言っているように、刑罰はそもそも、「犯罪によって共同体の価値基準に与えられた傷」を修復するために行われる。個人の被った損害を回復することは(民事訴訟になることからもわかるように)刑罰とは関係がない。
なんのことはない、犯罪への対処法はそもそも共同体的なものなのだ。だとすれば、共同体意識に訴えた家族たちの戦術は、そもそも極めて正統的なものだったことになる(「犯罪を罰するには共同体の力を使うしかない」→「問題を国民全体に共同してもらおう」)。とすると、それに反対することは、「自分達には関係ない」「犯罪を見逃せ」と主張することになるのだろうか。

このようにして、話は壁にぶつかる。
つまり、共同体ベースで考える限り、どうやっても対決路線にしか行けない、ということだ。そして、それは場合によって戦争を意味する。それはまずそうだ。では、どうすればよいのか。

一つの対応策は冷淡な態度をとることである。「自分には関係ない」と主張して、共同体的な動き・ナショナリズムを拒否する。
僕は、これは悪いことではないと思う。だが、それでは拉致被害者を切り捨てることになりはしないか。前にも書いたのだが、かれらを見捨てることは「社会のあり方として」正しいことではない。

となると、問題は政府の対応ということになるような気がする。
そもそも、拉致を引き起こされたこと自体が沿岸警備や情報収集の甘さだし、対処の遅さ(20年も何をしていたのか)も、責められるべき問題である。更に言えば、これだけ長い国境線(海岸ですが)を接している国との関係を、ああも曖昧に放っておいたことにも問題はあった。もっとも、それらは冷戦とか国内情勢を考えると、やむをえなかったともいえる。

するとやはり、まずかったのは騒ぎが起こってからということになる。拉致問題が共同体的熱情に火をつける前に、素早く手を打っておく必要があったのではないか。早いうちに意見を聞き、緊密な連携のもとに行動していれば、家族会も国民全体に訴えるようなことをしなくて済んだ。そして、政府にしてもそのほうがずっと対処がし易かったにきまっているのだ。

もっと大きく言えば、冷戦終結後の改革の失敗ということになるのではないかと思う。冷戦という、国民と政府をともどもにコントロールしていた特殊な枠組みが崩壊した時点で、日本の公権力は国民との向き合い方を考え直すべきだったのだ。意見を集約して、素早く汲み上げ、迅速にレスポンスを出していくような枠組みを、本気で考えるべきだったのではないかと思う。

このことについては、もう少し考えておく必要がありそうだ。

【追記】引用していたサイトから、「その文脈は違う」という抗議があったのでリード文一部削除。悪かったね。

07:30 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

油断禁物なのでアップしておく

13時羽田発、ANA25便で大阪へ。テロられる・・・ことはないと思うんだけど。

12:23 PM | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

意外な発見

蓮池透さんについて。
彼が、東電のプルサーマル部門の偉い人であることも昨日知ったのだが(←遅!)、今日もかなり意外な発見が、もんもんいさんの所から。

今日読んだ週刊誌(FLASHだったかFRIDAYだったか失念…)で、蓮池透氏が
「私たち家族会が、北朝鮮に対して経済制裁だと言うのは、あくまで拉致問題解決のためだけであって、北の政権を転覆させようとか、そんなことは考えていない。拉致問題が、右傾的な政治活動などに利用されることがあってはならない」
という主旨のことを言っていた
ということだ。もんもんいさんもそう思われていたみたいだけど、僕も彼はガチガチの右翼親父かと思ってたよ!びっくり。

09:15 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(1) | トラックバック

北朝鮮との国交について

何か誤解されている感じもあるので、はっきりさせておこう。

北朝鮮との国交は、一も二もなく正常化すべきである。
その理由は、もちろん、我と我が身が可愛いからだ。僕は日本に住んでいるし、最愛の人は東京に住んでいる。イラクのときにも書いたのだが、こういう問題を考えるときに立脚点にすべきなのは個人的利害である。拉致被害者が帰ってこなくても僕はあまり困らない(ちょっと心は痛むかもしれないが)、でも、東京が核爆撃されたらとても困る。そういうことだ。

ちなみに、「そんなこと起こるのか」と思われる向きもあるので、ちょっと。
(うわさでは、「北が戦争するなら受けて立つ」といった議員もいたらしい。勇ましいが、戦争になったら真っ先に被害を受けるのは韓国。全韓国民の恨みを引き受ける覚悟があっての発言か?)

実は、いま北朝鮮が戦争を仕掛けてきたとして(そんなことをするメリットは皆無だから、暴発以外考えられないんだけども)、それを止める方法はほぼない。テクノロジーの点ではかなり差があるのだが、地上戦で結局ものを言うのは人数と士気だ。これはどちらも、北朝鮮軍にはたっぷりある。
韓国軍では規模的にかなり無理そうだし、在韓米軍も3万ちょっとなので望み薄だ。増派しようにも米軍主力はイラクにいて、新たな戦力をアジアに持ってくる余裕は全然ない。

ということは開戦になったら米軍は日本から飛んでくる飛行機と戦術核で何とかしようとするはずで、そんなことは北朝鮮にもわかっている。(ほぼありえないのだが)暴発を決意した時点で核兵器による先制攻撃を考える可能性はかなりあると思う。もちろん、そんなことぐらいでアメリカが負けるわけはないのだが、日本はかなりの確率でひどい目にあう。

そいういうの、絶対反対。ただ、くりかえしていうと軍事行動にでても北朝鮮のメリットはほとんどない。やばいのは切羽詰っての暴発である。あのオッサンを追い詰めてはまずいのだ。

それなら、国交を樹立して、「お互いに拉致とかはやめよう」という形にさっさとしたほうが圧倒的にいいと思う。戦争も拉致も防げる。
あとは、側面から経済改革を進めて、体制の足元をじわじわと掘り崩してゆけばよい。金正日だってあと50年も生きているわけではあるまい。小気味のいい結果、爽快なカタルシスを国際政治を求めるのは子どもの発想である。

12:13 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(24) | トラックバック

05/24/2004

ガンバ大阪占い

姉御経由、ガンバ大阪占い

あささんは 吉原 宏太 です!

● 吉原 宏太さんは、サービス精神が旺盛。人当たりが良く、話題と笑顔が絶えないので、あなたの周囲にはいつも人が集まっていることでしょう。しかし実際は人見知りをする性格で、初めて行く場所や初めて接する人の前では、かなりドキドキしているようです。それをカバーするために、トークの才能が花開いたのかもしれません。とは言え、人見知りは場数を踏むことによって、少しずつ解消されていきますからご心配なく。多くの人と接するうちに、あなた独特の話術やセンスにさらなる磨きがかかり、やがて仕事面でそれが生かされることになりそうです。恋愛面でもサービス精神を発揮。相手はあなたの魅力にメロメロになって、どんな恋でも急速に進展しそうです。
このさい、野暮なことは言いっこなし!

11:27 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック

彼らを納得させなければならない:「帰国問題」

「帰国問題」について、もう一つ引っかかっていることを書く。それは、家族会への批判についてだ。
時間がないのでいちいちリンクはしないけど(あとになって、気がむいたらするかもしれない)、「彼らは身勝手だ」とか「言いすぎだ」とか、「あの論法では永遠に“不明者”がいなくならない」とかいったような批判があった。僕の見た範囲では、左翼系のひとに、それは多いようだ(とはいえ、右翼系の人も結構言っている気もするな)。

はっきり言って、それは間違っていると思う。

イラクの事件のときにも確認されたことだけど、人間には、家族や親しい人を守るためにどのような要求をもする権利がある。それは我々の社会の共通理解に近いものだし、少なくとも、イラクの人質事件のときに政府側の「自己責任」論に与しなかったことと整合する唯一の立場であることは確かだ。今になって前言を翻すことは論理的でない。

もう少し言うと、ここは冷戦終了後に思想を形成したライト左翼の正念場なのだと思う。その価値観が、果たして本当に社会全体に通用されうるものであるかどうかが、試されているのだ。
家族会の人たちだって、我々の社会の一員である。全ての人を同時に納得させることができないのは確かだが、たとえ一部の人にだって、強い不満を抱かせたまま社会が成立できないことも確かなのだ。

現実に説得できるかどうかはともかくとして、僕たちは自分への挑戦として、彼らに届きうる言葉を捜さなければいけないのだと思う。

以上、自戒を含めて。

11:00 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

「帰国問題」:たえぴょんさまへのお返事

たえぴょんさま。
いらっしゃいませ! いつもありがとうございます。
迷ったのですが、ここに僕の意見を書くことにします。「帰国問題」の総括みたいなことにもなると思いますので…。

「やくざ」のたとえは秀逸で、思わず共感しました。いや、そうなんだと思いますよ。資料見ても、北朝鮮は全土が暴力と威嚇、仁義と貸し借りで成り立っているような国ですもんね。

ただ、僕が考えているのは、今回のは「インディアンの子どもを修道院に『保護』する」とかいうのと、ちょっと似ているなあ、ということです(この場合は親から引き離すので事情がちょっと違うんですが、親の問題はあとで考えます)。そういえば「日本社会の害毒から若い人たちを救い出す」という運動を進めている人もいましたね。ヨーロッパ経由で革命の楽園に救出したりして。

いかに善意のものであっても、外部からの介入はよろしくないと僕は思うのです。
もちろん、情報を与えることは別です。たとえば、ヤクザの世界で育ったら、カタギは随分格好悪く見えるに違いありません。いつもペコペコしてばっかりだし、なあなあで済ませるし。だから、カタギ世界の情報を与えるべきだし、そのために自由に情報を与えられる環境が必要だし、実地の体験も必要でしょう。
しかし、それはあくまでも選択の機会を与えるためのものである必要があります。彼(女)らは、戻りたければ戻れる、そういう状態になければならない。そして、そのことを、はっきりさせておく必要があるでしょう。
「あなたが生まれた事情はこうで、両親は今こういう状態にある。選択権はあなたにあるけど、ためしにこちらで暮らしてみてはどうだろう」くらいのことを言ってあげる必要があったと思います。

そういう意味では、「両親に会いに行ってきなさい。嫌ならば戻ってきてもいい」という北朝鮮側の発言は(政治的な含みがないならば)、予想以上に"まとも”なものだったといえるかもしれません(ま、日本政府もそれに近いようなことは言っているとは思います。公表していないだけで)。

もちろん、犯罪は別です。ヤクザのところに戻すのはそういう意味で問題があるでしょう。しかし、ある社会に対して「存在そのものが犯罪だ」ということは原理的に無理です。
もちろん、理想的には北朝鮮がもっと自由な国になってくれるといいのですが、そのためにはまず国交を正常化する必要があるわけで・・・。

そして、ここには親の問題があります。子どもにどういう人生を送らせたいかは、原則として親の決めることだと思います(しかし、大学を卒業している人にはどういえばいいのか…)。だから、日本に連れ戻すということには一定の正当性があるでしょう。ただ、僕自身は人の親ではないので、どうしても子どもの視線から見てしまいます。「あんな国にいて幸せになれるものか」という意見はあり、そのことに関して疑問の余地はまったくないのですが、幸せかどうかは本人が決めることだと思います。人生には、モノよりも、自由よりも、命よりも大事なものがある(気がする)こともあるわけですから。

さらにもうひとつ、別な見方があります。それは「家族は被害者にとって人質だった」というような感じの意見です。蓮池(兄)さんがそういうようなニュアンスのことを言われていたのですが、あれは胸につかえるものがありました。
拉致は被害者にとって悲劇なのですが、子どもたちにとってもやはり悲劇なのだと思ったのです。
親の生き方や立場が政治化されてしまい、それを守るために子どもが人生を調整しなければならない。これは本当に悲惨なことです。個人が、こういう形で政治に巻き込まれることがあってはならない、と、僕は思います。日朝両政府は事案を人道問題として扱うことに合意したようで、その点はほっとしているのですが、社会の側がそのことをどれくらい真剣に受け止められるかは課題かもしれません。

「個人的なことは政治的なことである」というのは、少し前までの左翼によく見られた主張ですが、こういう言い方を僕は嫌悪します。個人的なことが政治の文脈で扱われてはならないはずです。その「政治」が一国の外交にかかわる問題であっても、両親の個人的な知己の利害にかかわることであっても同じです。

(ちなみに、以下はまったくの個人的な感想ですが、「拉致された日本人を救う会」(略称)の会長は、若いころ共産党員だった人だそうです(今はやめてるんだと思いますが、はっきりしません)。どうも、あの会の方針には、オールド左翼系の“煽るだけ煽って、全てを政治がらみにする”という手法の匂いがします。好きになれません)

理想的に言うと、拉致被害者とその家族が日朝両「国」(相互に承認していないのでカッコに入れます)を自由に行き来できるような体制をつくることがベストだと思います。人道支援の枠の中で、今からでもそこに着地できないものでしょうか…

【追記】5月25日に前半を中心に表現を修正。主なコメントはその前の段階の記事に対してのもの。後半に集中しているのは前半が意味不明だったためだと思われ・・・

10:17 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック

05/23/2004

神戸戦の確認情報

あちこちのサイトで確認。
まず、フォーメーション。謎の入江投入以降は、なんと3バックだったらしい。渡辺の交代は負傷だったとか(よく怪我をする人だ)。>多謝です。ポルコさん。

続いて監督コメント。ついにJ’s goalに関西での試合のコメント情報が登場。この詳しさは、オフィシャルとは段違いだ。J’s & 高村さん(多分)グッジョブ!

で、その中から確認ですが、監督の問題点把握。

前節でも3失点してから追いつくというゲーム内容だったが、これはリーダーも含めてゲームをコントロールするキャスティングがいないということ。ゲームの終盤にパワーを使うような力の出しどころを修正しなければいけない。(中略)、わずかな瞬間の中での全体の意識統一、ゲームプランということに非常に不満を感じる。もっとゲーム巧者的な動かし方を考えないと同じことを繰り返すことになる。

まったくそのとおりだと感じる。あいかわらず、彼の問題把握能力は一流だ。だた、下にもあるように

これは去年も同じ課題。準備はしていたのに繰り返すということに安定感を感じない。その理由にはいろんな要素がある。それがうちの足りないところ。まだ戦ったという戦い方ではなかったので、素直に喜べないところもある。そこは1からチーム全体を見直してやっていきたい。

ということで、把握されていながらずっと修正ができていない。このあたりもちょっと気になるところだ。これからどうなるのか、興味をもって見ていきたい。

11:20 AM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/22/2004

帰国って…2

「帰国交渉」でひっかかってること、その2。

本人の意思を確かめていない、ということの続きなのだけども、どうも日本全体に「人質解放交渉」っぽい感じが漂っているような気がする。
「見返りを与えるな」とか「何はともあれ連れて帰って来い」とかいうのは、あきらかにその流れだと思う。政府の中にも、「人質をとられていてはまずい」と考えているひとが、少なからずいるのではないか。

まあ、両政府もこの問題を人道問題として扱うことに合意したということで、それはそれでいいのだが、ちょっと違和感があるのは事実だ。これが本質的に外交交渉であることが忘れられてはなるまい。

もちろん、誰だって北朝鮮なんかと付き合いたくはないだろう。金正日に(外交上のものとはいえ)敬意なんか払いたくない。とはいえ、まさか戦争をして彼を国家元首の座から引きずりおろすわけにもいくまい。
イラクを見てもわかるように、外国からの一方的介入はうまくいかない。かといって、北朝鮮の人々が苦しみにあえいでいるのを見捨てる、というのも正しいことではないだろう。
つまり、内側からゆっくりとでも改革に向かわせるしかないわけで、そのためにはとりあえず金正日の政府と付き合っていくしかない。

そういうときに、こうした「無理やり奪い返す」みたいなことはどうなのかと思う。もちろん、一方的に向うの立場にあわせる必要はない。人権侵害や不当な干渉は許すべきでない。しかし(戦争でも、それに準じる状態でもない以上)、「本人の意思をちゃんと確認する」という、人権国家としては基本の基本にあたることはちゃんとやっておいたほうがいいと思うのだが…。

そうはいかないんだろうな。

六カ国協議に向けた雰囲気作りも、うまくはいかなさそうだし・・・

08:09 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

帰国って・・・

やばいのはわかっている。しかし、甘いおやつさんがやってるんだから、僕が黙ってるわけにはいかないじゃないですか(なんでやねん)。

まず始めに、断っておかないと誤解されそうなことを書く(ま、これ書いても誤解する人はするだろうけど)。

北朝鮮が一刻も早く地上から消滅して欲しいタイプの、全体主義的な独裁国家であることを認める。誰にも、人を拉致する権利はないこと、被害者には補償・原状回復を求める権利があること、また一般論として人は家族とともに生活する権利があることを認める。さらに、これらの権利を保証することはあらゆる政府の責務であることを認めよう。

しかし、これら全てを考え合わせたとしても、やはり一連の「帰国交渉」には疑問が残る。

その理由の一つは、甘いおやつさんが書かれているとおり、交渉の対象となっている若い世代の人たちが日本に来たとして、幸せになれるような気がしないからだ。彼らは日本人としてのアンデンティティーを持っていないし、日本社会の価値観を共有したくないのではないかと思う。

しかしそんなことは枝葉の議論だともいえる。決定的に問題なのは、彼らの意思がまともに尋ねられた気配がないことだ。
僕には親や政府の都合で住む所を勝手に決められた経験はないけれど、そういうことがあったらひどく不愉快だったろうと思う。彼らにも生活があったろうし、未来の夢や希望もあっただろう。恋人だっていたかもしれない。そういうのを全部放棄させられて、突然、行ったこともない(もしかしたら嫌いかもしれない)国に移住させるというのはフェアではない。

もちろん、「北朝鮮の人間には意志なんてないのだ」という意見もあるかもしれない。彼らはマインドコントロールされているのだ、と。でも、僕はそうは思わない。北朝鮮の内幕ものなどを読んでも、人々は面従腹背というか、裏では結構色々とわかっているようだ。彼らには意志がある。ただ、それを言わないだけだ。

だから政府としてはその意志を引き出せる環境をつくることが先決だったのではないかと思う。急いで帰国とかなんとかいうまえに、自由な環境での話し合いの場を持てるようにするとか、そういう努力はありえたはずだ(次に続く)。

04:33 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック

速報見てます

序盤、立ち上がり、いつもは絶対に逃がすチャンスで2点決めたのは好材料。
とはいえ、シジ交代?! 宮本もシジもなし? うう…乱戦模様だな。

21分まで:シュート打たれまくってる!落ち着かないのか・・・
26分現在:オフィシャルの悲痛な叫び

神戸がサイドを使った攻撃を展開し続けている。ガンバは流れを引き寄せたい。
正直、こういうのちょっと好きかも…

27分:ついに失点。29分に實好イエロー。とにかく、このままハーフタイムになってくれ!
ああ、しかもこれPKやん!やられた!やろうな…。あれ?得点情報がないなりよ。
スパサカでも確認。しのいだようだ。よく見れば失点もセットプレーだ。まだいける!

オフィシャルの更新が止まってる!
むむ、44分でまだ2−1ですか。よし!前半終了。監督の修正に期待。

後半:シュート打ててるな。よしよし。一点が欲しい!
またPK!を松代がセーブ!!!!!!!
ところで、交代無しですな。まあ、今日のメンバーを見れば森岡投入ぐらいしか考えられることはないし、それを手と呼びうるかどうかは疑問がある、よなあ。ううむ。

お、交代。フェルジ→入江。フェルジ→入江?! 多分、二川を一列前に入れ、渡辺を3ボランチの右に上げるような形を考えているのだろう。あるいは、想像を絶するような可能性として、山口を上げて、渡辺CBってのもありうるけど・・・
72分(後半27分):渡辺→森岡。ということはやはり山口は最終ラインにいる(笑。先ほどの想像通り、渡辺は中盤のサイドでプレイしていたはず。そして、ここなら森岡のほうが仕事ができるのもそのとおり。

うし、二川が点取ってる!行け!ガンバ!
うし、森岡が4点目取ってる!もっとやったれ!
あ、一点取られた!引き締めるのだ!!
お、遠藤ゲット!
ロスタイム5分だとう?
なに?またPKで今度は失点?
は?今度は大黒ゴール?

ふー!終わったようだ・・・6−3かあ。まあよしだね。

04:19 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

出口はひとつ

イラクでの軍務を拒否した兵士に禁固一年と懲役除隊
虐待やった人と同じ判決ですな。

任務拒否のほうの人も虐待現場の近くにいたらしい。すごいアイロニーを感じる。
軍隊に入ったからには、罪を免れる方法はなかったのだな。

11:56 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

ガチャピン登場

ナビスコにガチャピン登場。でも、肝心の張本人は代表遠征でいないという罠…。

11:18 AM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

東京に来ています

新装なったあかね亭に寄宿中。
よその土地に来るといつもそうなのだが、温度の加減とかがつかめなくて、衣類の調整に戸惑う。微妙に体調がおかしい感じだ。

まあ、そのうち慣れるでしょう。なんとなく浮世離れした感じで、今回は月曜まで逗留予定。

11:15 AM [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/20/2004

この突入は何?宇都宮立てこもり事件

とりあえず誰にも危害を加えずに自殺しただけで収まったわけだが、取り押さえられなかったという点では、失敗しているといえよう。
SAT(警視庁の特殊部隊。SWATからW(ウェポン)を抜いたもの)まで出動して、この結果はどういうことなのか。

一連の動きについては、この毎日新聞のドキュメントが一番詳しそうなのだけども「ベランダ側から閃光弾を投げて玄関から突入」というのはまあ分かるとしても、ドアを開けるのに4分かかり、その間に容疑者に自殺されてしまった、ってのはどうよ。

まさか、閃光手榴弾で相手を制圧できると思っていたわけではないとは思うが、手違いがあった(ドアの爆破許可がおりなかったとか)ことは間違いない。
ていうか、これではSATはへたれ特殊部隊である。ホントに大丈夫なのか?

07:27 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント(1) | トラックバック

[幻覚日記] 適者生存社会

児童福祉法の改正案が国会を通過した。色々と言ってはいるが、要するに親権停止後の養育費(の一部)を、「元親」から徴収しようという話である。
こう言うのは短絡的すぎるかもしれないが、「劣悪な養育環境」の中に経済状態が含まれるという大臣発言とかを考えると、これは(受益者の概念がどうこうとか言う前に)「育てられない奴は子供なんか生むな」というメッセージなのではないかと思う。

去年実施された育児減税(と児童手当の減額)のことも合わせると、昨今の日本を支配しているのは政府や政治ではなくて、適者生存の法則だと言えそうだ。
「政策ではなくて法則だ」ということになると、反対するのはとても難しいから、政権交代があっても流れは変わらないだろう。これはもうすでにファシズムだ。

後は、剥き出しの暴力がいつ登場するかだけだ。

【この記事の内容はフィクションです。まだ、今のところは】

05:29 PM [幻覚日記] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

すみません、次回休みます

ビデオも見れてなければ、マッチレポートも書けていないという惨状なんですが(どうも本業のほうに時間を取られて…)、家庭の事情により、今週のヴィッセル戦も欠場します(泣。
みなさん、よろしくお願いします。

しかし、それだけでは何なので、ちょっとおまけなど。

endoh.jpg
はいこちら。
ご覧のとおり、前々節、遠藤選手がサスペンドだったときの写真でございます。ということは、今回はあの人がお出迎え?
楽しみですね>プラチナの皆様。レポート、お待ちしています。

10:37 AM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(1) | トラックバック

05/19/2004

虐待プレイ写真

イラクの捕虜虐待について、誤報写真がでてきた。ポルノサイトに掲載された「虐待プレイ」ものだったらしい。つまり、妄想が現実をフォローしているわけで、興味深いと言うべきか、当たり前すぎると考えるべきか、ちょっと判断に迷う。

06:10 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

自覚なき言論統制

官邸、日テレを首相訪朝取材から締め出す
ま、相手が日テレということもあるんだけど、これを言論統制と表現するのはちょっとためらいがある。というか、官邸側にはそういうつもりはほとんどないんじゃないだろうか。「誰が抵抗勢力なのか確かめたい」という程度かと思う。

なんというか、これほど「権力を行使している」という自覚が見えない政権も珍しい。だからこそ、非常識な禁じ手を平然と使えるのだ。恐ろしいことはこういうところから始まるのではないかと思う。

10:05 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/18/2004

稲本がベストゴール

フルアムのサポータ投票で、マンチェスター・U戦のゴールが選ばれる

06:03 PM [football] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

全てのブロッガーのための標語

というには、ちょっと長いんだけど。“公共領域への冒険”についてのアーレントのコメント。

公共的領域への冒険の意味するところは、私にははっきりしています。一つの人格をもった存在者として、公共的な領域の光に自分の姿をさらすことです。私の持論では、公共的領域においては自意識的な現れ方をしたり、自意識的に行為したりすべきではないのですが、そのような私でも、あらゆる行為においてはそのひと固有の人格というものが、他のいかなる営みにおいても見られないような仕方で現れるということは心得ています。この場合には、話すことも行為の一形態だといえるでしょう。それが第一点です。

第二の冒険は、私達が何かを始めるということです。関係性の網の目のなかに、私たちが自分自身の糸を紡いでいくということです。それがどのような結果を生むかは、私たちにはけっしてわかりません。それゆえに、私たちはこういうように仕向けられているのです。「主よ許したまえ。彼らはそのなしたることを知らざればなり」と。これはすべての「行為」について当てはまることです。その理由は単純明快で、それを知ることができないからです。これは一つの冒険なのです。

ハンナ・アーレント、「『何が残った? 母語が残った』−ギュンター・ガウスとの対話」(矢野久美子訳)
Hannah Arendt ESSAYS IN UNDERSTANDING 1930-1954  Edited by Jerome Kohn, New York 1994
斎藤純一、山田正行、矢野久美子訳、『アーレント政治思想集成1:組織的な罪と普遍的な責任』、みすず書房、2002【改行・改段は引用者による】

05:49 PM [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/16/2004

大分戦

まだビデオを見てもいない。今回、一番確かなのは、現地に行かれたfukumoriさんのレポートかと。

04:34 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

二日酔いなんだよ!

いろいろと面白くないことが連続して起こってるんだよ!

ということで、マッチレポートは明日にします。フルアムのビデオ消さなきゃ。

11:31 AM [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/15/2004

営業・企画担当onケータイ

うるさい、ちゅーねん。しかも優先座席の真ん前で。常識力満点やな、あんた。

01:09 PM | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

冬ソナブーム

ようやく共感できる文章を発見。『ニューズウィーク』のコン・ソンヨクさんのコラムだ。

このドラマの人気は、韓国より日本のほうがずっと高い。韓国では陳腐な「10代向けのドラマ」と受け止められていた。「あんなのにハマるなんて、日本人て面白いのね」と僕の妻は言ったが、これが韓国人の平均的な感想だろう。
【ニューズウィーク:日本版、2004.5.19:17】

というわけで、コンさんご推奨の『殺人の追憶』でも見に行こうかと。

10:48 AM [映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(6) | トラックバック

05/14/2004

ところで、母親がバレーを見てるんですが

韓国のユニにかいてある「TK」っていうのは何ですか?

09:13 PM [スポーツ] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

明日の大分戦

アウェイ、しかも所用で中継も見られない。考えるだにストレスがたまるので、予習など。

さて、聞くところによると、大分はフラットライナーズらしい。フラットライン対策なら、一昨年の春に散々学習した(笑。大分は4バックだが、基本は変わらないはず。

要はプレス合戦にはまる前に、ラインの手前にロングボールを入れるということだ。そこから素早くサポートして突破するなり、セカンドボールを狙うなり、展開は色々ある。今のガンバは、引き気味のマグロンからショートパスで展開する形を持っているので、上手く行けばはまるはず。宮本のロングフィードも有効だろう。
一方、攻撃の方はダブルボランチから4トップ気味のフォワードにラストパスを供給してくるのが基本形らしい。ということは、ラインコントロールと中盤でのチェックが基本てことだな。山口がいないので橋本になると思うのだが、彼がどれくらい思い切った動きができるかがポイントになるだろう。

ということで、普通にやれれば十分いける相手だと思うのだが、なにしろ相手が相手だけに油断は禁物(笑。
それと、気がかりな情報があとふたつ。

1.マグロン負傷?のうわさ
 :マグロンがいないとなると話がややこしくなるぞ。松波、中山ではポストがちょっとなあ…だし、得意のショートパス交換でプレス網をかいくぐれるか、は微妙なところだ。そうなったとしたら、監督の手腕に期待ということに。

2.大分ボランチがふたりともサスペンド
 :ということは戦術変わるの?うーん、ベルガ―は結構クセモノだという話なので、このあたりも懸念材料かと。

いずれにせよ、かなり見甲斐のある試合になりそうだ。ビデオとっとこ。

09:12 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

トラックバックは要らないらしい

Google/Blogger はとてもシンプルで Trackback も付いていません。ブログをやるにはあまりごてごてした付加機能なぞ必要ないのだと思い知りました。

ということだそう。う、うーん。TBはともかく、コメントは重要なのではないかと思うのだが…。
年配の方の発想は謎が(多いわけではないが)あるな…。
(ていうか、このサイトのTBはユニコードが化けるんで使えなかったんだけどね)。

12:25 AM [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/13/2004

それっていうのは、

「嫁の肩ばっかり持ちやがって。あの餓鬼、帰ってきたらちょっと締めたらなあかんな」という意味ですか?

11:46 PM | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

やはり虫垂炎

薬で散らすんだとか。
しかし、イングランドに行くことことになったら、飛行機は大丈夫なのか?

11:26 PM [ガンバ大阪] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

へそはよかったのに

東大寺激怒らしい。昔はもっと寛容だったような気もするのだが…

08:24 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

05/12/2004

今日の推奨

妖精現実フェアリアル
2ちゃんへのリンクだけど、一斉逮捕ガイドラインがたまらなくおかしい。

07:16 PM [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

彼らは処罰されるべきだ

その後、マスクをした男がバーグさんの首に大きなナイフを突きつけ、「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら、首をかき切っている。その瞬間、バーグさんのものとみられる叫び声が響いている。その後、男たちはバーグさんの頭部をカメラの後ろに運んだ。【MSN-Mainichi INTERACTIVEより】
イラクにいる正体不明の組織がアメリカ人の人質を引用したような方法で殺害し、その光景をビデオにとり、ネットで公開した。僕が何を言うようなことでもないんだけど、今までの流れもあるので、あえてどうでもいいような