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07/18/2004

「帰国問題」なんてのもあったね:[幻覚日記]

またテロ。もういい加減飽きているので内容は書かないことにする。

それにしても、昔が懐かしい。つまり、金正日だけが問題だと無邪気に信じられていたころのことだ。もちろん、実際に問題だったのは金正日体制であって、独裁者の後ろには彼の姿勢によって利益を得る多くのエリートがいたことを、新政権の発足とともに僕たちは学んだわけだ。今にして思えば、あのテレビは独裁者の統制手段ではなくて、支配層の自己表現だったのだなあ。

今にして、ということで言えば、問題は米軍によるジェンキンスさんの「捕縛」(この言葉も馴染んだなあ)と娘たちの強行帰北以前からあったような気がする(ただし、米軍基地に突入したのは現政権とは別のグループだと僕は思う。念のため)。
冷静に考えれば、あそこで日米朝の全てが満足する形にするには和解ムードの演出しかなかったはずなのだが、当時の僕たちにはそれがわからなかった。アメリカの戦略や北朝鮮の内情が見えていなくて、「人質を奪回」すれば、それで全てがうまく行くような錯覚にとらわれていたのだ。

とにかく、こうなってはもうどうにもならない。嵐から身を隠す方法を考えるだけだな、後は。


12:13 PM [幻覚日記] | 固定リンク

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