奇妙な弁解【番組介入問題】
NHKの番組への介入問題で、両政治家が釈明。
安倍幹事長代理は、「呼びつけてない、向こうから来た」という趣旨の発言。それが何の言い訳になるのかよくわからないのだが、夕方のニュースで見た限りでは、これでいけると思っている様子だった。
もっと不思議なのは中川経産相。「NHKに“意見”を言ったのは放送の後だった。放送中止を求められるわけがない」と主張している。しかし、こっちの記事では、
朝日新聞社の取材に対し、NHK幹部と面談したことを認めた上で「疑似裁判をやるのは勝手だが、それを公共放送がやるのは放送法上公正ではなく、当然のことを言った」と説明。「やめてしまえ」という言葉も「NHK側があれこれ直すと説明し、それでもやるというから『だめだ』と言った。まあそういう(放送中止の)意味だ」と語った。
となっていて、まことに奇妙だ。正確かどうかはともかく、こういう感じのことを言ったという記憶がなければ、このコメントは出ないのではないか。そして発言の趣旨がこれなら、放送後に言うのはなぜか。
僕には、「放送後にしておけば、放送法違反にならない」ということで誤魔化しているようにしか見えないのだが、何か違うことがあるのだろうか。
しかし今回のことで思うのは、ヤバイと思ったら沈黙してしまう人がいかに多いかである。ちょこっと反論が出てくると、メディアもあっというまに黙ってしまう。
正直、まだ何が確定するという段階ではない。かなり話題になっていた不自然なカット、どう考えても黙っていたほうがメリットがありそうな現場の人の発言と、隠せば隠すほど得をするという政治家の立場、などを総合的に勘案すると、この段階で「でっち上げだ」と断定することは不可能だと思うのだが。
沈黙が多い中で、Dead letter Blogさん、 muse-A-museさんの記事は頼りになった。あと、museさん経由でたどった、池田信夫blog さんの記事にも感謝。
【追記】
大西宏のマーケティングエッセンスさんにまとめの記事があることがわかった(見たとこ有名人さんみたいなのでどうかと思うけど、一応TB)。
あと、そこ経由でみたOPC Diaryさんの記事と、るびーな日常さんの記事にも全面賛同(お2人にも勢いでTB送っちゃったけど、やめたほうが良かったかな)。
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Comments
TBどうもです。言いたいこと適当に書いてるだけなので
リンクたどってお気を悪くされた方がいたらゴメンナサイ。
しかし、この問題は今後のNHKのありかたにかかわる重大な
問題だと思うので、徹底的に調査して欲しいです。第三者が。
Posted by: rubymoon | 01/14/2005 at 23:17
直感的には、中川さんについては口裏あわせという印象がぬぐえません。しかし、なかなか根拠がなく、灰色のままで終わってしまいかねないですね。
それはともかく、NHKの運営に関して、独立性を持たせるしくみが必要だということは強く感じています。
Posted by: 大西宏 | 01/14/2005 at 23:26