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04/16/2007

サッカー映画「プライド in ブルー」

プライド in ブルーサイトへのリンクえー、映画の話です。
夏に公開予定の、「プライド in ブルー」

ちょっと毛色の変わったサッカー映画なのですが、その話は後にして、まず題材の話。知的障害者サッカーの、日本代表のドキュメンタリーなんですね。

僕はおよそボランティアとか、そういうのに向いた人ではないのですが、この映画の舞台になっている知的障害者のワールドカップ(INAS-FIDサッカー世界選手権)の日本大会を見たことがあります。それは02年の夏のことで、要するに多くの人と同様、FIFAワールドカップの余波で舞い上がっていたわけです。入場が無料だったということもあるのですがw、当時すでにパートナーが川崎に引っ越していたので、暇々に3試合くらい見ました(ちなみに、このサイトにまだ少し記録が残っています)。

でも、あれ、案外面白かったんですよ。

こういういい方をすると語弊があると思うのですが、一番面白かったのは、「そこでプレーされているものが、ちゃんとサッカーになっている」ということでした。

もちろん、各国の代表だから下手なわけはないと思っていたのですが、果たして知的障害のある人がサッカーをできるものなのだろうか、何か、電車に乗るのも苦労しそうなのに、小学生のようなわーわーサッカーになっているのではないか、という偏見に満ち溢れた考えを持っていたのですが、実際に試合を見てみて、その気持ちはいっぺんに吹っ飛びました。

特に衝撃だったのは、南柚木で見たドイツ-オランダ戦でした。何がすごいと言って、サッカーになっているどころか、ドイツ-オランダ戦になっているんです。ドイツはリベロを置いた3バックで、トップにロングボールを入れてきます。一方のオランダは4-3-3で、運動量のあるFWが前線を動き回るシステム。もちろんカバーもしてますし、オーバーラップもプレッシングもオフサイドトラップも全部ありました。もちろん、試合終了後とかハーフタイムとかに見ると、選手はちゃんとというか、あくまでも障害者なのですけど、プレーのほうは(僕のような素人が見た範囲では)、かなり普通のサッカーでした。
K_osawa1
ドイツ-オランダ。ドイツ(白)がロングボールを入れて押し上げているところ。圧縮の関係でわかりにくいですが、オランダはオレンジ色のユニです。


なんというか、障害者がサッカーをやっているというよりも、サッカー選手なんだけどたまたま知的障害がある、という感じでした。もちろん、そのわりにA代表に入っていないわけですから、レベル的には当然差があるわけですけど、言語を介さない知性のあり方というか、サッカーの力のすごさを痛感させられた出来事でした。


で、もう一回、「プライド in ブルー」の話。まだ内容とかはよく分からないわけですが、「サッカーの力」が感じられるような映画になっているような感じがします。というか、そうなるといいなと思う(←多分まだ作ってると思うので、なにげにプレッシャー)。

で、ご多分に漏れず、資金のほうに色々と問題が生じているもよう。一口3,000円で寄付(といっても、チケットが2枚ついてくるということですので、限りなく前売り購入に近いわけですが)を募集されてます。エンドロールクレジットに名前が入るというような特典もあるらしい。それくらいならできる、という方はぜひ。そして夏には見に行ってみてください(東京、大阪のほか、名古屋、札幌などで公開予定らしいです)。


07:36 PM [football, サッカーW杯, 映画・テレビ] | 固定リンク

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