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07/18/2008
新スタジアム幻想
「いっそのこと、エキスポには閉園してもらって、あそこに新スタ建てたらどうかな?」
「ちょっと段々やけど均してなw]
「ネーミングライツはパナソニックでw」
「その時だけ旧ブランド復活して『ナショナル・スタジアム』で行こや。ACLの国際映像が混乱するでぇwww」
というのはガンバサポの開場前ヨタ話の定番なんですが、どうやらクラブは結構本気で考えていたもよう。
既に皆さんご存知だと思うのですが、2011年の完成を目指して、今休園中のエキスポランドがあるところにガンバが自力でサッカー専用スタジアムを建設する計画を持っていることが報道されました(読売新聞1、読売新聞2)。自治体の援助は受けず、スポンサー、一般からの出資によって建設費を捻出しようというプランのようです。
朝日が出した第二報で桑原専務のコメントとして伝えられているところによると、去年の末から計画が立ちあがり、社長が万博機構と話をしたりしているもよう。また、吹田市も機構に要望書を提出しています。
ただ、万博機構側は難色を示しているという話もあり、万博競技場の改修案もあって(これの実現可能性は低いと思いますが)一筋縄では行かないようです。
クラブの公式発表も、「『エキスポランド跡地』も候補地の一つとして調整・検討中」という形になっています(一向に固定アドレスが付かないので、J's Goalの記事をリンクすることにしました)。茨木も高槻もまだ候補地としては生きているということだと思います。
とはいえ、この吹田の話はえらく現実味を帯びて見えます。以下、「あくまでもひとつの案」ということを前提に、ちょっと考えてみようかと。
で、ちょっと我に返りますがw、このプラン、そもそもどれくらい実現可能なんでしょうか。
まず気になるのが2011年の完成を目指すという期限の短かさ。まさか明日から工事を初めるというわけでもないでしょうから、どう順調に行っても着工は年末か来年です。となると09年、10年、11年の3年しか工期がありません。スタジアムみたいなデカイものが、そんなにするする建っちゃっていいものか。
検索してみると、鹿島のサイトに行きあたりました。そこに出ている資料によりますと、
埼玉スタジアム(収容人数63,000人)が、工期40ヶ月、
エコパスタジアム(収容人数50,000人)が、工期36ヶ月、
東電ビッグスワン(収容人数43,000人)が、工期39ヶ月、
味の素スタジアム(収容人数50,000人)が、工期28ヶ月、
となっています。味スタ(東スタ)はかなり画期的だったらしく、通常40ヶ月のところを短縮したという記載を別なところでも見かけました。
他の例を見ると、
宮城スタジアム(収容人数50,000人)が、工期41ヶ月、
フクアリ(収容人数19,000人)が、工期22ヵ月、
Nack5の改修(収容人数15,500人)が、工期およそ20ヶ月、
となっています。ちょうど三万人規模のスタジアムの資料がないのですが、30ヶ月前後での竣工は不可能ではないと思われます。つまり、これ、それなりにしっかりと練られたプランのようです。
ただ、正直なところ、150億とも言われる資金を調達し、利益循環のスキームを確立し、スタジアム建設にまつわる一切の事務をこなし、オープン後は経営を担当する…、というようなことを今の株式会社ガンバ大阪がやれるとは思えません。もちろん、一人一人のスタッフさんが有能な方であることは存じていますが、規模は小企業のそれなので、作業量的にもかなり無理があると思います。
なので、これはガンバ単独というより、松下パナソニックとの合同プロジェクトに近いのではないかと思います。
それでふと思い出されるのは、今度の大分戦の時に行なわれる予定のこのイベントのことだったりします。以下は全くの妄想ですが、ユニフォームを良く似たものにしたりしてもいますし、将来的にはガンバブランドでパナソニック系のスポーツチームを統一する、というような構想があるのではないでしょうか。そうなると、スペインやドイツのクラブのような、総合スポーツクラブになっていくわけです。
しかも、ここで面白いのは、このクラブはイングランド張りに自前のスタジアムを持っていることです(スペイン、ドイツのスタジアムは自治体所有がメインだったと思います)。
大陸型の(国家)社会主義にアングロサクソン的な市場主義をブレンドして、しかも大企業をバックに事業展開をする、というのはいかにも日本的で、ああ、ありかなあという気がします。
ただ、ちょっと気になるのは、厚生年金なんかも同じパターンで、時々企業年金部分が破綻しているよなあとか、ヨーロッパあたりから見ると、韓国や中国と一緒くたにして「企業村」的なものに見えるだろうなあ、というようなことです。
妄想に基づいて心配しても仕方がないのですが、その辺で市民やサポの関与が鍵になってくるのかなあ、という気がします。出資の話はその一例ですが、僕らがどれくらい真剣にガンバを愛せるか、というあたりがポイントになるよな、と思ったりしてます。
【追記】個人的要望
・芝の状態のいいスタジアムを!
芝が悪いとこれまでテクニック重視でユースに投資してきたのが無駄になります。あと、年4回貼り替え、というほうなことになると、ランニングコストにも跳ねかえります。雨の入場者減を避けるためには屋根は必要だと思いますが(いや、ゴール裏は露天でもいいかも)、設計で対応できる部分はぜひお願いしたく。
・ゴール裏は可搬式座席に!
国際基準にするためには立ち見席がつくれない、という事情はよくわかります。が、それは国際試合の時だけでいいでしょう。普段はゴール裏を立ち見にしてください。
椅子があると、背もたれの部分が脛にあたって、跳ねるたびに痣になります(味スタ、日スタ等で経験ずみ)。サポの腓骨を守るため、ぜひ、ゴール裏はとっぱらえる椅子にしてください。
以上、よろしくお願いしたします(誰にだ?)
09:19 PM [ガンバ大阪, クラブ関連] | 固定リンク
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コメント
芝重視は全く同感です。
何よりも芝くらいだと思います。
どこかにある開閉式は確かに魅力的ではありますが、あのポロポロ剥がれる芝は怪我にも繋がりかねません。
ヤマハのスタンドとの距離は羨ましいですが、お行儀が良いと胸は張れない(失礼。今後は違うと思いますし、それも新スタ実現への重要な課題の一つだと思います)んでフクアリくらいの距離で、何より「どこに金使とんね!」と突っ込める「世界一腓骨優しいスタジアム」が実現する為にも万博に足を運びたいと思います。
いっそゴール裏は芝生席にしますか?雨の日なんか滑って、バランス感覚の鍛練には最適かと…
投稿者: G-FORCE (Jul 19, 2008 1:51:29 AM)



