04/03/2007

あかん、面白すぎ

元モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズが書いたコラム、「あれで屈辱だと?(Call That Humiliation?):
被りモノなし。電気ショックなし。殴りもしない。イラン人とは何とも下品な輩だ」の翻訳

ていうか、日本でこういうのを書いたら、多分(たとえそれがブログであったとしても)無事ではすまないと思うんですけど。何か方法を考えたいなあ。まあ、喧嘩腰でやればすむことなんですけどね…。

08:54 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

02/03/2007

最悪の事態

セリエA、カターニア対パレルモの試合で暴動が発生し、警察官1人が死亡

他に71人が負傷したという話もあり、かなり危険な状況になっていたみたいだ。

熱くなることと、安全でなくなることとの間にははっきりとした違いがある。踏み越えてはならない一線を、僕らも意識しておく必要がある。

08:15 PM [football, ニュース, 応援関連] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

09/14/2006

稲本、4バック

チャンピオンズリーグ関係の記事がちょこちょこと来てるんだけど、どこもイナを褒めすぎ。

「攻守に存在感」とか、「脇役返上」とかいうのは、(嘘ではないにせよ)過剰な評価である。

スカパーで見た感じでは、いかにもシーズン立ち上りらしいグタグタな試合で、ガラタサライ、ボルドーともに全然ペースがつかめていないように見受けられた。稲本はその中で特にリズムを変えるでもなく動き回っていたわけで、守備技術とか長めのパスを通す能力とかは健在ではあったものの、特に目立ったことはしていない。湯浅さんほどの酷評ではないにせよ、このくらいの評価が妥当かなと思った。まだまだこれからだ。しかし、サポの声量はすごいね。

んでもって、ガンバは4バックをテスト中。ニッカンの記事をみると、横浜戦あたりの感じで行きたいようである。うむ、確かにあの頃は強かったでござるからの(しかし、大連にもあの形で行けてればなあ)。まあ、今度は誰かが離脱しても埋まるだけの戦力整備ができてるしな、うん。


後は家長だけか。

10:31 AM [ガンバ大阪, ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

07/21/2006

昭和天皇の靖国神社へのA級戦犯合祀に不快感

とりあえず一番詳しい記事(朝日新聞なのは偶然)。

ただ、日本は国民主権国家なので、天皇が何を言おうと関係はない(この点では、首相や国会議員の言っていることが正しい)。興味深いのは、これでナショナリストの言っていることと、「天皇」の神聖さだの何だのとは関係がない、といのが証明されたことだと思う。彼らは、その形式を利用しているだけだ。こういうときに便利なのは、もちろん坂口安吾である。

天皇制というものは日本歴史を貫く一つの制度ではあったけれども、天皇の尊厳というものは常に利用者の道具にすぎず、真に実在したためしはなかった。 (中略)  藤原氏の昔から、最も天皇を冒瀆する者が最も天皇を崇拝していた。彼らは真に骨の髄から盲目的に崇拝し、同時に天皇をもてあそび、わが身の便利の道具とし、冒瀆の限りをつくしていた。現代に至るまで、そして、現在もなお、代議士諸公は天皇の尊厳を云々し、国民はまた、おおむねそれを支持している。

確認してはいないし、する気もないのだけど、これからネットなどには「あれが真意だとは思えない」「メモは偽造」などというような言い方があふれるのだと思う。嫌がられても嫌がられても、「あれは本当の気持ちじゃない」「誰かが嘘を言っているんだ」と主張して付きまとい続ける。これってストーカーだよな。

11:30 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

06/20/2006

陸上自衛隊イラク撤退

ワールドカップ期間だけど、この話(とりあえず毎日新聞の記事)。

ようやく終わったかという感じ。珍しく、この点に関しては首相の談話と同意見。「一人の死傷者も出さず、一発の弾丸も撃たずに撤収できるのはよかった」。

とにかく、やっと終わったかという感じ。もちろん、現地に対する細かな(一国のレベルからすれば)貢献はあったのかもしれないが、この派遣は最初から政治的デモンストレーションだったし、最後まで政治的デモンストレーションだったとおもう。アメリカに対するものがそうだし、国内的にも海外派兵への抵抗感、ハードルが確実に低くなった。

もう一つ見逃せないのが、全国の部隊を輪番でイラクに派遣することで、陸上自衛隊全体が「敵地」での活動のノウハウを手に入れたこと。彼らはもう完全に自衛以外の任務をこなせる「軍隊」になった。ムサンナ県では現地の政治や行政のプロセスにも介入している。この経験はかならず、日本国内での自衛隊の位置や行動を変化させるはずだ(近い将来にクーデーターが起こるとか、そういう話ではないにしてもね)。既に防衛「省」の成立も目前のものになった。新しい状況の中でどう行動するのか、見据えなければならない時期が来そうな気がする。

08:12 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック

11/15/2005

当たり前だが

皇族の結婚式は神式なんですな。

何にせよ、人と人が結ばれるのは喜ばしい。幸多かれ!

12:06 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

10/14/2005

野球スゴス

「一企業体が複数の球団所有会社の株を持つことは、協約上、看過できない」、とコミッショナー発言(yahoo経由、読売新聞)。親会社を対象とした野球協定規約を作る意向。

子会社の加入している業界団体のトップが親会社(の株主)の動向を左右できるんだそうだ。すげー。
つうか、これはあれだな、コミッショナーに介入されないためにも、各親会社は球団の株式を一般上場して(以下略

10:42 PM [スポーツ, ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

09/28/2005

どうもおかしい:エアガン問題

発砲事件が、昨日、一昨日で2件か3件。改造部品の販売業者の逮捕事件が昨日あり、今日もまたエアガンの発砲事件。

「たまたま」こういうことが続けて起こる可能性があるのは確かだと思う(今回も、確率五割くらいで偶然だろう)。とはいえ、別の可能性も捨てがたい。

つまり、警察が重点的に重点的に検挙しているとか、報道が集中しているとか、そういうことだ(まさか事件が仕組まれているとは思えない)。「食品に異物混入」も「クマ出現」も、一月ほどしたら全然報道されなくなったもんなあ。

まあ、高速道路でエアガンで撃たれるというようなことが、(報道されないだけで)しょっちゅう起こっているとは思いにくいんだけどさ。

06:28 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

09/02/2005

洪水と治安

ニューオーリンズの状況については、発砲事件や略奪のことばかりが伝えられているわけだが、

BSでアメリカのPBSニュースをみていたら、現地に入っているFEMAの長官が生出演して、状況を説明していた。治安状態について尋ねられると、即座に

「ごく一部の問題が過剰に注目されていると思いますね」、と全面否定。そんなのは大した問題ではないと言いたげだった。そういうことらしい。

ちなみに、長官が問題としてあげていたのは、「インフラが全面的に破壊されたため、通信手段が確保できず、コーディネーションが全く出来ない」こと(彼は理由を示さなかったが、衛星電話ですら使えないらしい)。
また、「今まで存在することすら知られていなかった人々が次々に出てくる」とも言っていて、(それがどういう意味なのかはよく分からないのだが)現地は非常な混乱の元にあることは確かなようだ。

ちなみに、ブラウン長官はその後、ABCのナイトラインにも出演。

「市内のコンベンションセンターに避難民が2万人いるのは今日知りました」と言ったところ、
「あなたがたはテレビを見ないんですか?うちの局は昨日からずっとコンベンションセンターからレポートしてますよ」と、突っ込まれてた。

やや八つ当たられ気味で気の毒ではあったけど、テッド・コッペルが本気で怒っているのは久しぶりに見た。

03:20 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

07/29/2005

次は"isogabamawale"を国際語にw

毎日新聞によると、シャトルの断熱材剥落は軽量化を急いだ結果らしい。

宇宙工学アナリストの中冨信夫さんは「初期のシャトルは、断熱材の上にさらにプラスチックをコーティングしていたが、機体自体を軽くして積載荷物を増やすため、コーティングをやめてしまった。コーティング方式に戻せば、断熱材落下は大幅に減らせるはず」と指摘する。

ほらほら、こうやって短期的な利得を追い求めると、長期的には損失につながるんですよ、ね。ってちょっと違うか。

09:38 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

07/07/2005

ロンドンでテロ

テロにはいちいち言及しない。こういうことが起こるのは、イラク開戦のときからわかっていたことだ。
前にも書いたのだが、地獄の釜の蓋はとっくに開いている。あとは、自分にヒットしないことを祈るだけだ。

09:38 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

04/26/2005

面目躍如:脱線事故救援

昨日のJR福知山線脱線事故にもし明るい面があったとすれば、それは救援がかなりうまく行ったらしいことだろう。震災の教訓が生かされたか、ヘリや救急車が素早く、効率よく使われ、病院への移送素早くできたようだ。

もうひとつちょっと明るい気分になったのは近所から駆けつけた人たちの活躍。レスキューがやってくる前に、近くの青果市場や企業の人が駆けつけて被災者を救助し、車で病院に送り届けたということだ。
これはカズが気づいたのだけど、事故直後の写真を見ると、近所の人たちが青いマットのようなものをベッドや担架の代わりに使ってる。これ、列車のシートだ

「非常時や、使えるモンは何でも使こたれ」ということで列車から持ち出してきたのに違いない。こういう柔軟かつ適切な対応、最高。大阪人の面目躍如である。

02:51 PM [ニュース, 社会ネタ] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

04/25/2005

JR脱線事故

たまたま家にいたのだが、結局今日は一日これになった。事故に遭われた方、怪我をされた方、亡くなった方には衷心よりお見舞い申し上げる。

妹があの方面で仕事をしているのだが、阪急で行っているので影響はなかったもよう。

というわけで、主にテレビの話になる。
フジの安藤さんが生存者発見の話が報告されるたびに、ぱっと明るい声と顔になるのが印象的。良い人じゃんて感じ。

あと、MBS(TBS系の在阪局)の橋本さん。現場に出ていたのだが、情報の取捨選択と整理、それに伝え方が非常に的確だと思った。「夕方のニュースの、ちょっとかわいいキャスター」というイメージで見ていたのだけど、優秀で芯の強い人であることが判明。見直した。

07:12 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

03/29/2005

スマトラでまた地震

マグニチュード8クラスの地震で、震源は海底とのこと。

被害が少ないのは、たんに情報が少ないからだという気がする。この程度の被害では済まないんじゃないかなあ。

12:08 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

03/04/2005

猛烈にヘン?:警察庁、性犯罪者の前歴を調査

朝日「性犯罪者の再犯防止対策では、法務省が警察庁に出所情報を提供することを決めている。両省庁はこうした再犯の実態を踏まえ、6月から新制度をスタートさせる」

この記事を書いた記者、そして情報を提供した警察庁の担当官の誰かあるいは全員が、どこかおかしい。

彼らには、以下の文章が全て同じ誤りを犯していることを確認してもらいたい。
「性犯罪者の25%が性犯罪をすでに一度は犯している。だからミーガン法を導入して性犯罪者を見張っておかなければならない」
「肺がん患者の60%には喫煙暦がある。だから、がん対策には禁煙が有効だ」
殺人犯の98%はパンを食べている。だから、パンを食べたことのある者を予防拘禁しなければならない」

パンが殺人につながると言いたいのなら、「パンを食べたことがある者の殺人率」を調べなければならない。
性犯罪者の再犯可能性を評価したいのなら、性犯罪者全体の再犯率をしらべなければならない。殺人者の何パーセントがパンを食べていたかではなく。

【後刻付記】
と、思ったら読売の記事に再犯率の数字が。

1997年までの16年間に摘発された「女児対象強姦(ごうかん)事件」の容疑者506人のうち、昨年6月末までに強姦や強制わいせつ容疑で再び摘発されたのは103人で、全体の20・4%を占めた。

ふむ、これはれっきとした再犯率だ。毎日新聞の記事でも確認できるのだが、どうやらふた通りの調査結果が発表されたらしく、他に事情がないのなら、報道としては読売新聞のほうがはるかに正しい。(ただし、厳密な再犯率は死亡・行方不明を含めた19.5%である)。警察庁にも一応おかしなところはなかったようだ。

というわけで、今のところは、再犯率は約20%というのが正解のようにみえる。ふう。
しかし、朝日もなんだかなあ。

05:22 PM [ニュース, 経済・政治・国際] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

02/28/2005

やるなあ、アカデミー

ジェイミー・フォックスが主演男優賞!

やっぱあれですか、「Ray」だけに何かつ(以下略

01:28 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

02/17/2005

政権与党が反体制的大手メディアを攻撃

公開討論会ですか

発想としてはロシアやイランと変わらないと思うのだが、公開なんかして大丈夫なのかね。全世界に流れちゃいますよ>自民党。

10:52 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/31/2005

イラク選挙で高投票率

戒厳令同然の厳戒態勢、相次ぐ自爆テロにかかわらず、イラク総選挙の投票率は60-70%を記録。

日本の国会選挙よりちょっと高い程度、それも暫定政府発表の数字じゃん、という気もするが、現地から伝えているアメリカABCのニュースなどを見ると、かなり盛り上がったらしい。フランス2も選挙の成功を報じているから、間違いはなさそうだ。
多少怪しげでも、自分たちもプロセスに加わったほうが良い、という判断が働いたということなのだろう。武装勢力だって米軍に負けないくらい胡散臭いし、選挙に勝った所が力を持つのは間違いないもの。

というわけで、次の関心は「どこが勝つのか」だ。政策も候補者もわからない中で投票が行われているという話なので、どうなんだろう。僕は、シーア派政党の一つとクルド人政党が多数を占めるのではないかと思っているのだが。

10:10 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/28/2005

メディアの独立性【NHK番組改変問題】

今週号の『ニューズウィーク』(2005.2.2)が「世界が笑うNHKの『常識』」という記事を載せている。なかなかいい。

 NHK幹部は、安倍との面談そのものは通常業務の範囲内だと繰り返す。だがここで、世界の多くの報道機関で「非常識」とされる政治家との癒着を、通常業務だと主張するNHKののんきな「常識」が露見してしまった。

 「自尊心のある報道機関が、事前に報道内容を知らせると言う発想は、アメリカのほとんどのメディアではありえない」と、ワシントン・ポスト紙のメディア評論家、ハワード・カーツは言う。議員が報道内容を事前に教えてくれてと頼んでも、笑われるだけだ。

(中略)アメリカのナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)とPBS(公共テレビ放送網)も、政府の補助金を得ている(収入の全てではない)。保守派の議員たちは、自分たちに不都合な報道に腹を立て、定期的に予算の削減を要求する。「だが、報道機関側は、自らの独立性を誇りにしている」と、ワシントン・ポストのカーツは言う。「政府の圧力で、番組が改編されたという話は前代未聞だ」

で、そのPBSのニュースをNHK-BSでやっているので(*1)みていたら、アメリカでも政府がコラムニストやコメンテーターに金を払って、政策を支持する報道をしてもらっていたというニュースが。日本での報道はまだ三面扱いだけど、かなり問題になっているようだ。

詳細はワシントン・ポストの記事を見ていただくとして(あ、これHoward Kurtzだ)、興味深いのは政府が非を認めていること。

ブッシュ大統領は、 "there needs to be a nice, independent relationship between the White House and the press, the administration and the press."と述べている。
政府とプレスは、良好で独立した関係を持つ必要があるんですぜ>ウチの政府のみなさん。

(*1)こういうことがあるので受信料を不払いできないのだ。締め付けの緩い(推定)BSやハイビジョンでは、本当に良い仕事がされている。末端の人がんがれ!

03:40 PM [ニュース, NHK番組改編問題関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/18/2005

地方紙頑張る【番組改変関係】

TBをくださったSuper Neurotic Junctionさんのその名に恥じないまとめ記事から、Kitanoのアレさんの改変問題関係の社説を集めた記事を発見。

こうしてみると、地方紙がかなりストレートに批判をしている感じだ。がんばれ信毎。

07:17 PM [ニュース, NHK番組改編問題関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/16/2005

そういえば

藤本はあのときの育英の主将だったんだなあ。

知らなかったよ。

10:04 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/13/2005

絶対にあってはならないこと【放送内容に政府・与党幹部が介入】

以前から話題になっていた、NHK番組の内容改変が安倍晋三(現)自民党幹事長代理と中川昭一(現)経済産業大臣の介入によるものであることが、内部告発で判明

ちなみに当時、安倍は内閣官房副長官、中川は自民党広報本部長。番組は従軍慰安婦問題との絡みで、昭和天皇の戦争責任を扱ったもの。
つまり彼らは、政府・与党の幹部として権力批判を封殺したのだ。

これはもう、番組の内容の正当性とか、介入の具体的影響の有無とか、そういう問題ではない。権力者が権力批判に介入することは我々の社会を根本から揺るがす。言論の自由のない民主主義は民主主義ではない。権力批判に関してはとりわけそうだ。

近寄ることすら避けるべき領域に踏み込んだ2人の政治家は、反社会的だといわれても仕方がないと思う。彼らをかばうもの、事実を隠蔽するものは全て同罪だ。NHKの海老沢会長も含め、即刻辞任すべきだ。

些細なことではないと思う。些細なことであってはいけないと思う。これがこのまま見過ごされるようなら、日本は本当にダメになるだろう

もちろん、実際には見逃される可能性は高いだろう。日本はもう十分にダメになっているから。でも、黙っているべきではないと思うので、ここに書く。これは間違いだ。さらに多くの間違いが、ここから始まるだろう。

08:16 PM [ニュース, NHK番組改編問題関連] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

01/07/2005

メキシコの遺体収容チーム

BSのフランス2のニュースを見ていたら、アチェで活動中のメキシコのNGO(?。通訳は「ボランティアグループといっていた)の活動を紹介していた。

彼らは、何と大規模災害時の遺体収容を専門に活動している(!)のだそうだ。メキシコ大地震の時に結成されたのだそうで、去年もイラン・パムの地震などに出動したらしい。

偉い人がいるものだ。一度やるだけでもかなり辛いと思うのだが(今回も、現地の人が近寄れないくらいの悪臭のなかで作業をしているらしい)、それを何回もというのは本当にすごい。

彼らは遺体を丁寧に扱っていて、家族が全滅したかもしれない現場では「今日は、我々がこの人(遺体)の家族だ」と語っていた。死者をどうするか、ということについて、もっと我々は注意を払っていいかもしれないと思う。

04:54 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/04/2005

津波募金に元大統領2人

アメリカは、クリントン・ブッシュ(父)の2人の元大統領が主導する津波被害支援の募金機構を発足させた

アメリカのニュースを見ていても、これの影響力は大きいようだ。もともと民間ベースでの慈善が盛んな国だから、相当に大きな金額が集まるだろう。政府ベースだけで評価はできないと思う。

02:47 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

目を覆う惨状【津波関連】

昨日から、BSの海外ニュースが復活した。アメリカPBSがインドネシアのアチェ州からのレポートを伝えている。

現地は、海岸ぞいの地域が数百キロにわたって被害を受けている。現場に入って映像を取っているのだが、状況は(不適切な比喩かもしれないが)まるで原爆のあとのようだ。360度、街が平らな瓦礫になっている。この状態が、数キロ内陸にまで(場所によっては10キロ以上内陸まで)及んでいる。信じられない惨状だ(被爆地の連想は僕だけのものではなかったらしく、インドからレポートした記者も、現地の被災者が原爆の惨状とその後の復興を口にした、と伝えていた)。

これはNHKで見たのだが、6日間(!)歩いて避難してきた人が「途中、残っている街はひとつもなかった」と語っていた。それは、必ずしも誇張された表現ではないかもしれない。とにかく、僕はすごいショックをうけた。ちょっとやそっとの支援でどうにかなるという規模のものではない。簡単に再建することはできないだろう。

すでに現地では、被災者の収容と衛生の確保が問題になりつつあるようだ。長期にわたる、社会の再建と再編成のプロセスになるはずだ。支援も、それに見合ったものにしなければいけないだろう。

02:38 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/31/2004

コントロール、ということ

昨日に引き続いて、小学生誘拐殺人事件犯人逮捕の話題。

どうやら物証も出てきて、ほぼ間違いないようだ。まずは良かった。容疑者は朝日や読売などの新聞販売所を転々としていた人らしいが、逮捕時点では毎日新聞に雇われていた。毎日新聞は、この事件に関して被害者の人権や地域の感情に配慮した報道をしてくれていただけに、これはちょっと皮肉な感じだ。
記事を読むと、毎日の記者は実際にこの容疑者に取材しているのだが、まるで気づかなかったらしい。この記者さんは誰なのだろう、とちょっと思う。僕も奈良支局の若手記者さんに会ったことがあるのだが、「まず人を信じることから入る」というタイプの、いい人だった。彼がこの問題で必要以上に傷ついたりしていなければいいと思う。

ところで、そういう関係で毎日あたりには容疑者についての記事が充実している。どうやら、引きこもりがちのオタクタイプではなかったらしい。非常に人付き合いが良いとはいえないものの、普通の社交スキルを持った人だったようだ。
「割と目立たない普通の人」というのは性犯罪者にありがちなパターンで、今回のもそういう類型に入るのではないかと思う。性的衝動にかられたときだけ、おかしくなるのだ。

というか、性衝動というのは多かれ少なかれ病的な要素を含んでいるものなので(ベッドでは人が変わったようになる、という人はけっこういる)、それを社会的に受容可能なレベルに留めておく能力が問題だったのだとおもう。

今のところ、容疑者にはそのあたりに問題があったように見えるのだが、これは彼の異常性を言って済むことではないかもしれない。報道を見ていると、性犯罪での逮捕歴もあるようなので、衝動には前から弱かったのかもしれない。どこかの時点でそれを制御する方法を(セラピーのような形で)教えられていれば、こんなことにはならなかったのではないか、という気もする。

もちろん、そうは言っても本人の責任が消えたり、軽減されたりするわけではない。でも、僕たちとしては責任の追及よりも、再発の防止に目を向けるほうが生産的だろう。
問題を消滅させることはどう考えても不可能だ。重要なのは問題を認識し、それを制御することだと思う。

10:46 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

12/30/2004

タイミング微妙

小学生誘拐事件で、県警が重要参考人を逮捕へ
おかげで、再びヘリ乱舞中(今はちょっとマシになった。昼のニュース用の素材取りが終わったらしい)。これで解決になれば、まずはめでたい。とはいえ、年の瀬のこのタイミングで逮捕、というのは正直、微妙。
「みんなで明るい新年を迎えようよ光線」が上層部のほうから差しているような気もしてしまう。これ以上悪いことが重ならないことを祈る。

11:32 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/27/2004

地震・津波関係

壊れる前にさんより、義援金レポート。郵便振替で日本赤十字社に送れる。

ついでだが、地震規模は「阪神」の1600倍だったらしい。対数は難しい。

11:22 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

スマトラ地震と津波

詳しいことはわからないが、死者は1万人を超えているらしい。地震の規模は「阪神」の300倍だったとか。

「災害現場に一番近いところある先進国」の国民として、出来ることを考えないといけないと思う。
我々が使っている石油の大半が、あのあたりを通るタンカーで運ばれていることも忘れてはなるまい。
まずは寄付だな、うん。

そういえば、海上自衛隊があの辺りにいるんじゃなかったっけ。

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ところで海外のニュースなどを見ていると、遭難した(そして生還した)人々は、口々に「海の水が急激にひいてから津波が来た」「一度目よりも二度目のほうが波が大きかった」と語っていた。
これは、地震の度にニュースで聞かされてきた警告とそっくりだ。ああいうのって、案外捨てたもんでもないなあ、とつくづく思った。

12:53 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/25/2004

拉致問題と経済制裁について

これについて、何度も何度も何度も書いた。北朝鮮には同情しないし被害家族の怒りはもっともだが、経済制裁によって問題が解決するとは思えないということだ。付け加えるべきことはあまりない(ついでだが外部からものを言うことの危うさについて、こういうのも書いた)。

が、ついでなので2点。

1.北朝鮮の内部事情について
2.「国会議員の8割が経済制裁に賛成」について

1.北朝鮮の内部事情について
共産党筋が指摘しているのだが、拉致問題を隠蔽しようとしているのは北朝鮮の「特殊機関」らしい。もちろん真相はわからないわけだが、相手が一枚岩でない可能性というのは見ておく必要があると思う。前の戦争のときも、全ての日本人がアメリカ打倒で一致していたわけではなかった。内々では、特殊機関の無法ぶりを苦々しく思っている人とかもいるのではないか。そういう人たちが表にでて来られるような環境を作るのが重要だと思う。


2.「国会議員の80%が経済制裁に賛成」について
正直、これにはびっくりした。が、落ち着いて考えるとどうもおかしい。反対したのは1パーセント強にすぎず、実数にして5人だ、というのが報道の内容だった。しかし、この数を100倍しても国会議員の定数にはならない。

で、「救う会」のサイトで確認したところ、この結果は中間集計で、アンケートに答えた議員は408人(うち有効回答数は381件)であることがわかった。つまり賛成80%、反対1%というのは、全国会議員のうち拉致問題に積極的な約半分の傾向であるわけだ。
もちろん、調査の中間集計を発表することや有効回答をもとに比率を集計することは一般にやられていることなので、特に「救う会」に問題があるわけではない。しかし、全国会議員の8割が賛成であるかのように報道することはフェアではない。この点、特に気をつけておきたいと思う。

10:14 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/16/2004

嫌でも守る

微妙だが、ちょっと明るい判決。反戦ビラを自衛隊宿舎に投函し、住居侵入罪に問われた被告に無罪判決(日経)

ただ、僕自身はこのビラ配布には賛成しない。一種の嫌がらせ戦術であり、撒かれた側の自衛官の家族はたまったものではなかろう。家に来られらるというのは精神的打撃も大きい。フェアなやり方ではない。

重要だと考えるのは、以下のような判決の指摘。

(ビラは)「内容、表現とも過激ではなく、1つの政治的意見。憲法21条の保障する政治的表現活動であり、商業宣伝ビラよりも優先的地位にある」と認定。その上で「商業ビラが放置されているのに、被告らをいきなり検挙し刑事責任を問うことは、憲法の趣旨に照らし疑問」と述べた。

法は恣意的、政治的に運用されてはならない。主張には反対でも、権利は保護されなければならないのだ。この判決は、その辺りのことを良く表現していると思う。

06:19 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

12/08/2004

始まりの日

12月8日の佳き日に、自民党税調が増税の方針を固める。

なんというか、「多分景気に影響はないだろう」とか、「今やっておかないとチャンスが来なくなる」とかいうあたりに、前の戦争のときの雰囲気との類似点を感じる。

しかし、これで景気が悪くなることはないと思えるなんて、自民党ってすごいな。

09:28 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/07/2004

ふりだしに戻る:学力問題

基礎学力の低下で騒いでいたら、応用力のほうが急激に落ち込んでいるという国際調査の結果が(w。
じゃあ、ゆとり教育路線で良かったんじゃん、という感じ。毎日新聞に出た、「学力低下論」には批判的な加藤幸次・上智大文学部教授のコメントがとてもまともに見える。

 「自分で考える力を重視する新指導要領と同じ方向へ世界は向かっているのに、文科省は守っていない。国語教育は『かさじぞう』のような鑑賞文や説明文で作者の意図を正確に読み取ることに力点が置かれすぎた。この結果は当然だ」
「世界基準で順位を上げようとするなら、選択式などが幅をきかせる入試の在り方を変えるぐらいでないと難しい」


それとも今度は地獄の百マス読解?>スパルタ派。

11:38 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

植民地戦争

サウジアラビア、ジッダにあるアメリカ領事館が襲撃される

死亡した警察官、特殊部隊員、アメリカ領事館職員、武装勢力の全てが現地人。

09:40 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

安全で安全で仕方がない

防衛長官与党幹部が相次いでイラクの自衛隊を視察。

コメントとかをみていると、サマワはとっても安定している所らしい。
ま、政治的目的があろうがなかろうが、言いたいことをいうのはかまわないと思う。ただ、自衛隊の派遣延長を議論しているさなかの、政府・与党の幹部の安全発言には「もう一年くらいは大丈夫」という意味が当然含まれる。でなければ派遣延長を支持できるはずはないし、そこまでのデータが取れないのなら行くだけ無駄だ。

後になって「あの時は安全だった」と主張しても言い訳にはならないよ(でも言い逃れちゃうんだろうな、この政府は)。

09:24 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

11/20/2004

今、そんなことを言われても

また小学生誘拐殺人事件がらみ。

うちの近所で女子中学生連れ去り事件が発生していたんだと。

全然知らなかったよ。

もちろん、知っていたらどうなったかはわからない。ほかにも事件が掘り出されているのだが、どこでもこれくらいは発生しているような気もする。だから、こういうニュースを知っていたとしても事件を防げたかどうかはわからないのだが、知っていたらもうちょっと違ったかなあ、という気もする。

こういう地域の軽犯罪をプライバシーに配慮して、スキャンダラスでない形で、掘り起こして報道するメディアはないものだろうかね。

え、俺?
いや、そりゃ、メディアクリップくらいはやりますけどね。取材はできないからなあ。
うーん、安全ブログとか、考えてみようかなあ…

10:13 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

11/18/2004

奇妙な距離感:奈良小学生誘拐殺人事件

いやもう、エライ騒ぎである。朝からヘリコプターが上空を飛び交い、テレビのクルーがそこここをうろつき、検問町の車が近くの通りに列を作っている。家人は警察犬をつれた捜査班にも出会ったらしい。

実は昨日、自宅から歩いて数分のところに住む小学一年生の女の子が誘拐され、無残にも殺されて発見されたのだ。テレビに映っている小学校は僕の母校だし、誘拐現場は以前のジョギングコースの途中だ。遺体が発見された場所も、(車で30分ほどのところで、気分的には随分遠いのだけど)昔付き合っていた彼女の家に向かうコースの近くにある。

さて、いざこういう事態になってみると、僕が感じているのは奇妙な距離感である。なんというか、わがことのように思えないのだ。

殺された子供の死を悼むのはもちろんのことで、そういう気持ちにはなった。でも、彼女に対するシンパシーは(あってしかるべきだと思うのだが)、どういうわけか沸いてきていない。地域の安全とか、犯人像とか、教育の問題とかを考えようという気も起こらない。

それは、僕に子供がいないせいかもしれないし、殺された女の子の家が僕の町内ではないせいかもしれない。僕のところは2、30年前に開発されたエリアなのだけど、女の子の家のあたりはこの10年くらいに小さな林が切り開かれたところだ。町名も違うし、自治連合会も違う。

とはいえ、そういうことはあまり重要ではないような気もする。いま僕に起こっているのは、異化作用なのではないか。僕は、事件と自分を切り離したいのだ。自分には関係がない、と思いたいらしい。
被害者と直接的接触ができるほど近くなく、完全な抽象化ができるほど遠くないところに現場があるために、心のバランスを取ろうとしているのではないかと思う。

普段、僕たちはコミュニティの力などということを口にしたりする。でも、それはなんというか、とても微妙なものなのだ改めて思った。単に地理的に近いというだけで、色々な関係が成立するわけではないのだ。

不慮の死を遂げた女の子の冥福を心から祈りつつ…。

07:07 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

11/14/2004

最後の独身貴族

我々の世代では文字通り(↑)だったあのお方がついにケコン。ていうか、同い年だし。あまりのネタっぷりに朝からあかねをたたき起こしたし。

相手は東京都職員てことで、贅沢はできない暮らしになるんだろうかと思ったら、結婚するときに約一億五千万円の一時金が支給されるんだそうだ。よかったね。

ネタ元はこちら↓
tennoh.jpg 「天皇家の財布」、森 暢平、新潮新書

09:03 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

11/03/2004

かなり時間がかかりそうだ

アメリカ大統領選。多分、今週一杯でも決着はつかないだろう。

と、思ったら、わりとあっさり決着が付きそうみたい。
またブッシュくんとお付き合いすることになるわけか。やれやれ。

05:09 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

10/29/2004

天皇陛下、万歳

国旗、国歌の強制は望ましくないと異例の発言
君主の政治介入が好ましくないのはもちろんだが、これには共感できる。
爺さん話わかるじゃん、て感じ。

やや大局的にいうと、これは天皇家が民主主義社会に適応しようとする動きの一つなのだと思う。そして、まわりの君主主義者が、それを懸命に抑えているわけだ。
こういうのは、20世紀に滅んだ王朝の末期によく見られた現象で、そこを乗り越えるためには市民主義的な王室改革しかないのだが…、聞こえてる?>都教委

あのお爺さんと彼の一族に、極端に不幸なことが起こらないように、心から祈る。

10:55 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

09/25/2004

普通やん、愛子たん

ビデオから判断すると。

ところで、実はうちの親もリトミックの教室をやっている。最近どうも問い合わせが多いと思ったら、こういうことだったのだな。
どのくらい定着するかはともかく、ビジネスチャンスだ。頑張らないとな。

10:24 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

09/14/2004

死刑反対

宅間死刑囚に死刑執行。

僕は死刑廃止論者だが、その理由のひとつはどう考えても役に立ちそうな感じがしないからだ。
今回のことにしても、刑は宅間氏(この敬称はそぐわない気もするが、ほかに適切なものを思いつかないので)の「超ど派手な自殺の一部」以外の何だったのかと思う。彼は重罪を犯して死刑になりたかったのだ。

少なくともこの犯罪に関しては、死刑がないほうが抑止効果があったことは間違いない。もちろん、安易な一般化はできないが、考える一助にはなると思う。

07:14 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

09/10/2004

NHKがんがれ

紅白に青春のポップス、そしてプロジェクトXか。俺の嫌いな番組ばっかりだな(ついでだけどソウル支局長も嫌いだった。レポートが下手だから)。
次に怪しいのは、ニューヨーク総局長(テッシーじゃないほうの人)とロンドン支局長あたりかと。

というわけでまじめにやっているNHK職員がんがれ!

09:51 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

07/09/2004

ニセ映像?

ちょっとまて、これは何だ?というニュース。朝日新聞より
前段はともかくとして最後の方、

欧米のテレビ局に、国際テロ組織アルカイダの訓練風景と称するビデオテープなどを売っていたという
これがどの映像なのかが非常に気になる。我々はウソを見せられていたのか?(いや、ウソかどうかもはっきりしないわけだが)。

11:27 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

06/08/2004

運が悪かったのかも

長崎の女児殺傷事件について。

これがひどく不謹慎な言い方であることは承知している。「子どもがいないから、そういうことが言えるのだ」といわれれば、その通りでもあろう。

でも、たとえばmuseさん(個人的略称)のところで行われている議論などを見ていると、かすかな違和感とともに(ヘーゲルどうよ、とかいう話はさておき)、そういうことを考えてしまうのだ。

人を殺すっていうのはかなり大変だから、意思と道具と相手と機会がうまくマッチングしないと実現しない。

でも別々になら、誰でも一度や二度はカードがまわって来ることもあるのではないかと思う。ただ、全部が一度に手元に来ることはなかった。意思もあり機会もあったけど、道具がなかった。だから殺さなかったのだ。
しかし、長崎の少女のところには、切り札がそろってしまったのだと思う。ナイフがあり、相手が目の前にいて、密室もあった。

これを「運が悪い」というのは表現が悪すぎるかもしれないけど、たとえば僕が12歳で、ああいう局面にいたら、やっぱり殺してしまうかもしれない。
そう考えると僕の中にあるのは、「あそこにいなくて良かったなあ」という思いだ。

運が良かった。

本当の所、殺人者である彼女と、今のところそうでない僕達の違いは、その程度のものなのではないかと思う。

あれが足りないとか、これを教えとけばとか、そういうことでは多分ない。
というか、そう考えておかないと、僕達はおかしなことをやり始めてしまうだろう。それは道徳がどうとか、社会のルールがこうとかといったような話だ。強制するつもりなんか全然なくてもやっぱり強制になってしまい、結局、必然的な変化を容認できなくて「江戸時代には市中引き回しが…」とかいい始めることになる。
竹刀でなく本を使えば無理なく教えられて良い、ってもんでもなかろう。

本当の所は、どんな教育しても、どんな社会を作っても、こうした衝動的な暴力はなくならない、ということなのだと思う。僕達にできるのは被害を最小にするような手を打っておくことと、善後策を工夫することだけだ。
唯円でも引用しますか、古文だけど。

よきこころのおこるも、宿善のもよほすゆゑなり。悪事のおもはれせらるるも、悪業のはからふゆゑなり。故聖人の仰せには、「卯毛・羊毛のさきにゐるちりばかりもつくる罪の、宿業にあらずといふことなしとしるべし」と候ひき。
(中略)
「…業縁なきによりて害せざるなり。わがこころのよくてころさぬにはあらず。また害せじとおもふとも、百人・千人をころすこともあるべし」
【歎異抄:第13条】

追記:jellyfishさんのこの記事に共感。こどもにも殺意、あるよねえ。

04:49 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック

06/03/2004

よくわからない強行採決

年金法案の審議で、与党側が公明党の質問途中に質疑を打ち切り
よくわからないのだが、どうしてこんなことをする必要があったのか。
どのみち過半数を押さえてるんだから、無理に強行採決なんかしなくても良さそうなもんだ。よほど質問されたくないことがあったのだろうか。

07:22 PM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

05/31/2004

戸惑う

この件に関して、何をどう言えばいいのか…。
僕が言えるのは、彼の音楽が好きだったということだけだ。

11:08 AM [ニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

05/22/2004

帰国って…2

「帰国交渉」でひっかかってること、その2。

本人の意思を確かめていない、ということの続きなのだけども、どうも日本全体に「人質解放交渉」っぽい感じが漂っているような気がする。
「見返りを与えるな」とか「何はともあれ連れて帰って来い」とかいうのは、あきらかにその流れだと思う。政府の中にも、「人質をとられていてはまずい」と考えているひとが、少なからずいるのではないか。

まあ、両政府もこの問題を人道問題として扱うことに合意したということで、それはそれでいいのだが、ちょっと違和感があるのは事実だ。これが本質的に外交交渉であることが忘れられてはなるまい。

もちろん、誰だって北朝鮮なんかと付き合いたくはないだろう。金正日に(外交上のものとはいえ)敬意なんか払いたくない。とはいえ、まさか戦争をして彼を国家元首の座から引きずりおろすわけにもいくまい。
イラクを見てもわかるように、外国からの一方的介入はうまくいかない。かといって、北朝鮮の人々が苦しみにあえいでいるのを見捨てる、というのも正しいことではないだろう。
つまり、内側からゆっくりとでも改革に向かわせるしかないわけで、そのためにはとりあえず金正日の政府と付き合っていくしかない。

そういうときに、こうした「無理やり奪い返す」みたいなことはどうなのかと思う。もちろん、一方的に向うの立場にあわせる必要はない。人権侵害や不当な干渉は許すべきでない。しかし(戦争でも、それに準じる状態でもない以上)、「本人の意思をちゃんと確認する」という、人権国家としては基本の基本にあたることはちゃんとやっておいたほうがいいと思う