09/04/2007
万博の芝
リーグは中断、チームもオフ…というわけで、途端にネタ枯れに陥っております。
で、今日、サッカーマガジンを買ったら、59ページに万博のグリーンキーパー、藤崎昭廣さんの記事が。
05年から現職だそうで、選手と話をしているとか、パスが廻しやすいようにすごく短くしているとか、色々と面白いエピソードはあるんですが、僕が特に魅かれたのは次の部分。
ここはスタンドが低いのがホンマに助かってるんですわ。風通しもいいし、日当たりもいい。4万も5万人も入るスタジアムを管理されてる方は、大変やと思いますわ。
ああ、やっぱり。海外や国内の芝の管理の話を読んで、薄々気づいてはいたのですが、僕らが不満に思っている万博の特徴が、実は芝には好条件みたいなんです。
僕らが持っている不満といえば、屋根がない、トラックがある、傾斜が浅くて見にくい、収容人数が少ない、スタンドの間が分断されていて一体感がない、というようなところ。ところが芝から見るとこれは全部好条件なんですね。
屋根がなく、スタンドが低いお陰でピッチの日当たりが良い。トラックがあるからなおさら芝に影が落ちない。スタンドの間の空間からたっぷり風が通る…。
お陰で芝は実に良く育っているわけです。逆に、ウィングホムスタみたいに全周が壁で、しかも屋根もある、ということになると芝がしょっちゅうボロボロになってしまう、そういうことなんだろうと思います。
ということはもちろん、僕らが夢見ているサッカー専用スタジアムなんかができたら、芝の発育にはまずいことになり、ガンバのパスサッカーにも影響が出てくるということなんですよねえ…。僕は屋根なんか要らないと思っているのですが、実際にはついてしまうんでしょうね。何か、屋根やスタンドを可動式にするとか、スタンドを素通しにするとか、メインとバックはピッチから少し離すとか、芝のためには最大限の工夫が必要だろうなあ、と思います。耐震構造にもしないといけないから、簡単ではないのでしょうけれども…。
08:52 PM [ガンバ大阪, 書籍・雑誌] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
07/15/2005
Book Baton
かれこれ一月近くも前に、hamano先生からお渡し頂いたBook Batonでござる。
しかし、これは参った。音楽なら割と平然と選べるが、本を5冊ってのはなあ・・・。辛いよ。
●持っている本の冊数
むろん、正確には不明。15年ほど前に数えたときには800冊だった。それからというもの、週に一冊以上、つまり年で60冊くらいは確実に買っていると思われるので、えー、1500〜2000冊というところか(ちなみにコミック含まず)。
●今読みかけの本 or 読もうと思っている本
読み始めたら終わるまでやめないので、読みかけの本というのは存在しない(というのは実はオーバーな表現で、読みかけがあることもあるんだけど、少なくとも今はない)。
今日は、B・スターリングの『タクラマカン』を読み返すと思う。特に理由はない。そういう気分だから。ちなみに、今読みたいのは「ヒトラー 最後の12日間」の原作本。タイトルを忘れてしまったので、ジュンク堂にでも探しに行こうかと。
●最後に買った本(既読、未読問わず)
網野善彦 『日本の歴史をよみなおす(全)』、ちくま学芸文庫
昨日仕事帰りに購入。知ってる話だし、まあいいやと思っていたんだけど、神経が変に疲れていたのでつい。お得感もあったし。で、期待通り癒されました。面白い。
●特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
5冊だな!たったの5冊なんだな!
しかし、逆に言うとこれはわずかでも瑕疵のあるやつは全部はじけるということなんだから、そういう意味で厳選はできるのか。ということで、ややハード目の選択。
1.ミシェル・フーコー、『言葉と物』(新潮社)
哲学へのインテイクとして完璧。いろんな問題のエッセンスがぎゅっと詰まっていて、筋の通った理解ができるようになるまでだけでも、たっぷり1月は楽しめる。読むのに時間がかかるというのは、僕にとってとても高いポイントの一つ。
2.アーサー・ランサム、『スカラブ号の夏休み』(岩波書店)
ランサムは12冊の児童小説を書いたイギリスの作家で、うち11冊は天下の名作だ。なので、どれを選んでもいいのだが、あえてフェイバリットといえばこれ。シリーズ全体としては外伝みたいな位置づけになるのだけど、作風も安定し、思う存分に書いている。いつか、ランサムの全作品を原語で読んでみたいというのが、僕のひそかな野望のひとつ(アマゾンとかでも手に入らないんだよー。イギリス行かなきゃだめかなー)。
3.坂口安吾、『堕落論』(角川文庫)
スポーツと歴史と大衆文化とギャンブルが好きで、物知りでオクテで正業につかなかった安吾はブロガーの大先達だ(ちなみに小説家でもあったのだが、小説のほうはつまらない)。人生に行き詰っているブロガーさんは読むといいと思う。なんだが、有意義なことをやっているような気分になれる。
4.C・J・チェリィ、『サイティーン』(早川書房)
4分冊なんですが、いいでしょうかw。というか、シリーズとかではないので許される範囲だと思う。SF代表。素敵に難解で、実に未来で、しかも長い。内容が濃密(作中では、時間がたったの16,7年しか経過しない)なのもいい。
5.立岩真也、『私的所有論』(勁草書房)
実存主義を、非常に端的に、かつ分かりやすく展開した名著(こういうくくりで良いのかどうかは、ちょっと不安)。文体を含めて実に素晴らしい。立岩さんには一度だけ会った事があるのだが、緊張して何も喋れなかった。でも、立命では「真也うぜえよ」とか言われているんだろうな。こういう人をそんなところに野放しにしておいてはイカンと思う。東大の大学院とかに幽閉すべきだ。
●次にまわす人5人まで
これも難しいな。まわしたらまわしたで怒られれそうだし、書きたいって人も結構居そうだ。
というわけで、タカギ(ユ)さんと、shuhey@百舌鳥日記さん、そして、意外なネタ持ってそうなたえぴょんさん。もしご覧になってて、まだ回ってなくて、かつ気が向いたらよろしくで。



